米中貿易戦争、第二段階へ。

 ついに米中貿易戦争が第二段階へステップアップした。

始まりは、
米国は、3/23に鉄鋼・アルミニウムを輸入制限。
中国は、4/2に米国産の果物と豚肉に報復関税。
だった。

第一段階が
米政府による340億ドル相当の中国製品に対する追加関税が6日発効。
対象品目は818にのぼり、税率は一律25%で主にハイテク製品が対象。
中国も6日、農産物など545品目、約340億ドルの米国製品に対する25%の追加関税を発動。対象には重要輸出品の牛肉、大豆といった農産物や自動車などが含まれる。

そして、10日、第二段階へステップアップした。
米政権は10日午後、中国からの輸入品2000億ドル(約22兆2000億円)相当を対象とする新たな関税リストを発表した。10%の追加関税は一般からの意見公募や公聴会が終わる8月30日以降に発効する可能性がある。同リストの対象品目は衣料品、テレビ部品、冷蔵庫、その他のテクノロジー製品。
これを受け中国商務省は11日、米国の動きは「全く受け入れ難い」として、報復せざるを得ないと表明した。

 8月30日以降に発効するということは、1か月以上間がある。
まだ、中国が折れる余地があるのかな。
今回の関税が実施されれば、中国からの輸入品の約半分に追加関税が課されることになるので、中国への影響は大きい。 
中国が報復すれば、さらに同額の2000億ドルを積み増すと発表している。これは中国から米国への輸入額とほぼ同額であり、要は全部に追加関税をかけると脅している。

 中国は折れるしかないんだけどね。
どれだけ、プライドが高いのか、興味がある。
ただ、中国はいつまでも後進国扱いを要求してされていたから、繁栄してきたのであって、先進国並みの対等なルールを適用されたら、今までのように儲けれらなくなるのは、事実。
どちらにしても、今までのようにいかない。
どちらがより損なのか?どう判断するのかな?

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. deefe より:

    欧米や大陸の人ってのは、つくづくチキンゲームが好きな人たちだねえ