企業の現預金、過去最高の211兆円。給料に回せよ。

 企業が抱える現金と預金が、2016年度末に211兆円と過去最高になった。
アベノミクス前(11年度末)と比べ3割(48兆円)も増えたそうだ。

 16年度の純利益は、5年前の2・6倍の50兆円で、バブル最盛期の1989年度(18兆円)を大きく超える。円安で輸出企業を中心に業績が伸び、4年連続で過去最高を記録した。
バブル時の2.5倍とは、凄いね。
今、企業はとんでもない好景気なんじゃないかな。

 現預金は、08年のリーマン・ショックから増え始めた。08年度末からの5年間の増加額は年平均6兆円だが、アベノミクスの13年度末からの3年間は年平均12兆円と2倍に加速している。株主への配当も、16年度は5年前と比べ7割増の20兆円にのぼった。

 これも凄い。

 しかし、人件費は5年前から1%増の202兆円にとどまり、ピークだった98年度(204兆円)を下回っている。

 これは、酷いな。
これは、組合が声を上げるべきだろう。
組合は、民進党を応援するようになってから、おかしくなってるね。

 変な話だが、組合がおかしくなっているなら、正義?の自民党が口出しせざろうえない。
企業の内部留保の10%を社員ボーナスに回すとか一時立法でもするしか、しょうがないんじゃないか。

 「企業の好業績が従業員に還元されない。これが日本の経済成長が低迷する原因になっている」というのが、真実のような気がする。
もう一つ他に大きな理由もあるんだけど。

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