TPP11が12/30に発効。 日欧EPAも19年初め発効しそう。 いろいろ安くなりそうだ。

 米国を除いた11カ国による環太平洋連携協定(TPP)が12月30日に発効するそうだ。
その条件が、6カ国以上がCPTPPの国内手続きを終えることだった。 そこから60日後に発効とのこと。
ニュージーランド、カナダ、メキシコ、日本、シンガポールが批准していたところに、オーストラリアが批准して、6ヵ国になった。
CPTPP参加国で、世界全体の国内総生産(GDP)の14%を占める。
まだ批准してないのは、ベトナム、ブルネイ、マレーシア、ペルー、チリの5か国。
ベトナムは、国会で可決したようだから、批准するだろう。 マレーシアはしぶっているみたい。

 まだまだだけど、これからデカくなるだろうねえ。
来年には発効後初の閣僚級の委員会を日本で開催する予定で、新規加盟国についても協議するとのことで、イギリスもEUから離脱出来次第、加わることになるだろう。
最後には、タイを含むASEAN10か国が参加することになるんじゃないかな。

 TPPの成立は、初めは米国が頑張って、トランプ大統領で米国が離脱してからは、安倍首相が頑張った。
すったもんだしながらも、トランプ大統領の保護主義を恐れて、成立した。
何とも皮肉な話だね。

 日欧EPAも19年初め発効しそうだ。
こちらは、世界の国内総生産(GDP)の約3割を占める巨大な自由貿易圏。
日本は、関連法案が衆議院へ提出中で、EUは欧州議会の国際貿易委員会で可決され、12月に欧州議会本会議で採決される。
反対もあるようだが、トップ同士が積極的に合意しているから成立するのだろう。

 米中貿易戦争が本格化しようとする中、その他の小国はまとまらないと対抗できないからね。

 TPPでは、バター等の乳製品や肉類が安くなるのかな。
バターと生クリームが安くなってくれると助かるんだが、ケーキ類を作る気になる。
もっとも、生クリームは保存が効かなさそうだけど。
日欧EPAも、似たような物かな。
チーズとかワインが安くなっても、あまり食べないからなあ。 料理にも使わないし。
日欧EPAは、輸出が大きいだろうね。 韓国から市場を奪い返しそうだ。

 果たして、どんな影響が出てくるのやら。
酪農家や農家がどうなるのか? そこが心配だけど。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. deefe より:

    とうとう大東亜共栄圏ができるんだな