株価を下落させた日銀短観って何だ?

 日銀短観とは、日本銀行が行う統計調査であり、全国の企業動向を的確に把握し、金融政策の適切な運営に資することを目的としています。
全国の約1万社の企業を対象に、四半期ごとに実施しています。
短観では、企業が自社の業況や経済環境の現状・先行きについてどうみているか、といった項目に加え、売上高や収益、設備投資額といった事業計画の実績・予測値など、企業活動全般にわたる項目について調査しています、とのこと。

 日銀短観が昨日発表されると、日経平均株価が暴落、1日中下がり続け、555円もの安値となった。
日中の下げ幅としては、昨年と合わせても、最大幅となった。
日銀短観という指標が昨日発表されるとは、知っていたが、それが何者か知らなかった。
これほど影響のでかい指標とは。
どうやら、米国のISM景況指数や中国のPMIと同様な、企業への調査によるより実体経済を反映した重要な指標ということなのだろう。
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大企業の製造業と非製造業D.I.の推移。  最新の6月の値は、予測値。

 肝心の大企業の製造業のD.I.が、アベノミクス前のレベルにまで下がってしまっている。
おまけに6月の予測がさらに下がるというもの。
これじゃあ、株価も下がるはずだ。
下がり過ぎだとも思うけど。

 ことの重要性がわからなかったので、途中で株価が反発すると思って買ったんだけど、下がり続けたので、慌てて損切りしたよ。
知らなくて勉強になることばかり。

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