今、中国では、屋台とかの支払いでさえ、スマホのよる2次元コード(QRコード)の読み取りとタップで決済できるようになっているそうだ。
2017年10~12月期の中国のモバイル決済の総額が643兆円もあり、日本のGDPを上回っているそうだ。
現金を使わない比率は、2015年データだと、日本は18%、韓国で89%、中国で60%で、日本が断然低い。
インドでさえ、モディ首相が高額紙幣の廃止を突然宣言してから、超モバイル決済国になった。
日本の場合、ATM等が色々な場所に設置されているし、治安がいいし、現金使用の不便さがない先進国だから、逆にモバイル決済が進まない、時代遅れの社会になってきている。
日本の金融機関は、現金の管理や警備、ATMの維持費で年間2兆円、小売り業全体で6兆円ものコストを払っているそうだ。
これは、国際競争に負けていく原因にもなりかねないなあ。
日本も、スマホケータイとかでいち早いスタートを切ったのに、それを世間全体に広める努力をしなかったために、完全に遅れたねえ。
遅ればせながら、NTTドコモが、実店舗でのキャッシュレス決済に本格参入した。
4月から提供を始めた「d払い」は、スマートフォンに表示させたバーコードやQRコードを加盟店が決済端末で読み取り、毎月の携帯電話料金と合わせて支払える。
まだ使える店が少ないけど、利用し始めるかな。