FRBが米利上げを決定。 どんどん上がっている。

 米連邦準備理事会(FRB)は26日、連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.00─2.25%に引き上げることを決定した。


日米の政策金利の推移。

こうやってみると、リーマンショック後の低金利時代が如何に長かったというのかがわかる。
また、金利がどんどん上がって行くと、必ずバブルが崩壊しているようにも見える。
利上げは、投資の過熱を抑えるのが役目の筈なんだけどなあ。
1995年から2000年の間は、金利調整で景気をうまくコントロールしていたかのように見える。
これで、ITバブル崩壊後の2%は越えた。
今後は、どうなるかというと、見通しでは、2020年での利上げ打ち止めが示唆されていて、中央値は2020年末で3.375%だそうだ。
このままの勢いで政策金利を上げて行くみたいだ。 そうすると、90年代前半の底値3%を超えてしまう。
なんか、バブル崩壊前と似てるなあ。

米国の利上げで期待するのは、円安だけど、

米ドル/円の推移。

一応、円安の動きが続いているんだね。

ところで、米国の金利が上がると、途上国の外資が米国に引き上げられて、途上国経済に悪影響を与えるというのは、よく言われている。


主要各国政策金利(単位=%)

途上国の金利が高いなあ。
米国の金利が上がると、途上国も金利を上げざろう得ない。
そうすると、借金の金利返済が大変になる。
途上国も大変だ。
スイスと スウェーデンがマイナス金利になっているのに驚いた。
しかも、スイスは2014年から、スウェーデンは2015年から今までずっとだ。
それで銀行はやって行けるのだろうか?
驚きだな。

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