4月1日に大阪地下鉄が民営化されて、大阪メトロになった。
今の所、たま~に利用している人間としては、変化は感じないが、良くなってくれるだろう。
まず、大阪メトロの規模を紹介。
大阪市交通局、東京メトロの事業規模(2015年度)
輸送人員が、全国7位。
JRが6社あるから、1社は抜いているのか。
旅客平均乘車距離が、東京メトロより短い。 これは儲けやすいからいい。
ちなみに、旅客平均乘車距離の5.8kmは、御堂筋線の梅田から大国町くらいだ。
結構長い。 梅田から難波ぐらいかなと思っていたんだけど。
次に、利益がどれくらいあるかと言うと、
大阪市交通局、東京メトロ、関西大手私鉄5社の比較(2015年度)
東京メトロには敵わないけど、関西大手私鉄よりは、かなり儲けている。
当然と言えば、当然だけど、大阪市は腐敗の温床だっただけに、随分持ち直している。
腐敗の温床の証拠に、職員一人当たりの年間給与が、東京メトロより50万円も多い。
関西大手私鉄より100万も多いからねえ。
こんなのは、すぐさま改善して、料金を下げて欲しい所だね。
梅田→難波が、たった4kmで230円もするからねえ。 ぼったくり。
路線ごとの状況は、どうかというと、
大阪市交通局各線營業收支(2016年度) (単位億円)
予想通り、大阪のど真ん中を南北に走る御堂筋線が圧倒的に利益がトップ。
御堂筋線、谷町線、四つ橋線、堺筋線と大阪を南北に走る路線がプラスの利益を出している。
なるほど~と言う感じ。
梅田から、動く人が多いから当然なんだろうけど。
大阪の中央を東西に走る中央線も、利益を出している。 ここぐらいか。
「うめきた2期地区」の再開発が進むし、2023年には新駅が誕生する。
これで、大阪万博が来れば、大阪も凄く便利になりそうだ。