老後の必要資金は、目標代替率で計算する?

 老後の必要資金は、いくらなんて分からない物。
人によって生活水準が違うし。
退職前に対する退職後の生活水準を示す「目標代替率」という考え方があるらしい。
これは、高所得で暮らしてきた人は退職後も生活水準を下げられないという事情から考えられた。
「目標代替率」は、米国では70~85%、英国では67%、日本では68%という調査結果が出ていたり、試算されたりされている。

 これで退職後に必要な生活資金を計算すると、夫婦二人の生活で、
退職前年収:600万 × 目標代替率:68% × 年数(60~95歳):35年 = 1億4280万円
年金総額
年金月額:24万円 × 12カ月 × 年数(65~95歳):30年 = 8640万円

 不足額を計算すると、5640万円というとてつもない額になる。
これは、どうなんだろうと思ってしまう。
上記の生活資金の月額を計算すると、600×0.68/12=34万円になった。 年額だと408万円。
夫婦二人の老後の生活費として、良く言われているのは、月額25万円だ。 
それに比べると、9万円も多い。 
本当かよと思ってしまうが、住宅リフォームとか車の購入とか、そういう不定期な費用も含めて慣らすと、月額34万円くらいになるのかなあ?
信じられんけど。
ちょっと嫌な数値を見てしまった。

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