諸星大二郎のマンガ「西遊妖猿伝 西域篇」が4年半ぶりに再開されたようだ。

 諸星大二郎のマンガ「西遊妖猿伝 西域篇」が、6月22日発売のマンガ誌「月刊モーニング・ツー」8月号で連載が再開されたそうだ。
新章のタイトルは「火焔山の章」。
おまけに、諸星大二郎が自身初の中国取材を敢行したそうだから、楽しみだ。

 諸星大二郎は、2000年に「西遊妖猿伝」で第4回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞している。
もう、19年前か、そんなに経っているのか。
諸星大二郎のマンガは、かなり買って、読んでいる。 9割がたは読んでいるはずだ。
その中でも「西遊妖猿伝」は、面白い。 一番面白いんじゃないだろうか?
「西遊妖猿伝」は、偶然町の本屋さんで単行本を見つけて、読み始めた。
あまりに面白いので、何回も読んでいる。
調べてみると、「西遊妖猿伝」は、1983年からスタートしている。
えっ、自分はまだ社会人になっていないよ。
長期中断はあるものの、36年続いているのは驚きだな。
初期の頃は凄く面白い。 中国の民衆の反乱による皇帝や時代の交代、そこに僧・玄奘が絡んできて、壮大なテーマが後ろに控えているテーマ性も高いマンガだった。
ところが、段々戦い等の娯楽性が強くなってきて、「西域篇」では、それがさらに強くなってきて、ちょっと深みがなくなってきていた。
ただ、「西域篇」も、最初は凄かった。

石槃陀が、玄奘に三つの問いをする。
「俺の名前は何か」「俺の母はどこにいるのか」「俺はいつここを離れることが出来るのか」、この無理難題の3つの質問に、最後のこの場面で図らずも答えたことになる。
このあまりにも見事なストーリングに凄く感動した。 さすが、諸星大二郎と思ったね。
しかし、その後、面白いのは面白いのだが、段々脇道に逸れることが多くなって、中身が空疎になってきていた。
作者もそれを感じていたのかな? 連載を中断した。
それが、4年半ぶりに再開されたというから楽しみだな。
おまけに、中国取材を敢行したというのだから。
中国取材と言っても、西域だから大変だったろう。
ウィグル地区だろうから、中国は取材させてくれたのかな?
まあ、取材と言っても、風景を見るのが主だろうが。

玄奘の目的地は、天竺だ。
まだまだ遠い。
そして、天竺では、「斉天大聖」に絡む怪しげな宗教もある。
そのあたりが、どういう結末になるのか?
恐ろしく難しいような気がするのだが、楽しみだ。
調べてみると、諸星大二郎は、1949年生まれの69歳だ。
存命中に終わらせることが出来るのかな?
マンガ史に残る傑作にして欲しいよ。 結末が良ければ、必ずそうなると思う。

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