トヨタが、新車に月定額で乗ることができる「KINTO」と言うサービスを始めた。
悟空の筋斗雲から名付けているらしい。
今、ビジネス界で勢いを増しているサブスクリプション(定額制サービス)だ。
雑誌で知って、驚いた。 トヨタがそれに手を出すのか、という驚き。
トヨタのKINTOには3年間1台のトヨタの新車に乗ることができる「KINTO ONE」と3年間で6種類のレクサスを乗り換えることができる「KINTO SELECT」がある。
「KINTO SELECT」は、金持ちの話なので置いといて、「KINTO ONE」について。
「KINTO ONE」は、3年間1台のトヨタ車を月定額で利用することができる。
対象車種は
プリウス、カローラスポーツ、アルファード、ヴェルファイア、クラウンの5車種。
月定額の料金は、利用する車種によって異なり、プリウスが49788円から、クラウンが97200円から。
これには、車両代、登録時の諸費用や各種税金、自動車税、任意保険、メンテナンス料等すべての料金が含まれている。
したがって利用する場合にガソリン代や高速代、駐車場代などを除き、これ以外に支払う諸費用はない。
これが、お得なのか?
1番安いプリウスの場合、3年間で支払う総額は200万円弱。
12年で、800万円。
一方、新車で買うと、プリウスの新車価格は250~350万くらい。
12年でざっと、保険が85万。車検が約85万、メンテナンス20万円くらいかな。 計200万円弱。
12年で、総計500万円くらいか。
なるほど~。
300万円の追加で、12年間同じ1台の車に乗る代わりに、4台の新車に乗れることになる。
けど、300万円の追加なら、1台の新車が買えるな。
ということは、同じ費用で、12年間で2台の新車に乗る代わりに、4台の新車に乗れることになる。
KINTOを利用すれば。
6年で車を買い替える人は、KINTOを利用した方がいいということかな。
大雑把な見積もりだけど。
自分は無理だな。
6年サイクルは短すぎる。 自分は10年サイクルぐらい。
しかし、今始まったばかりのサービスだからこの値段だけど、普及すれば下がるだろう。
そうすれば、8年サイクルと同等ぐらいになるんじゃないか。
そうなれば、技術が日進月歩の車だ。 新車の方がいいに決まっている。
車のほとんどが、サブスクリプション(定額制サービス)になるということになるのかも知れない。
「KINTO SELECT」は2019年の2月6日から、「KINTO ONE」は2019年の3月1日から、トライアルが開始される。
そして今年の夏から全国展開が始まり、秋口には対象車種が拡大される見込みとのこと。