日本の個人の金融資産は、増えている印象があるんだが、他国と比べるとそうでもないようだ。
米国の個人の金融資産の推移。
英国の個人の金融資産の推移。
日本の個人の金融資産の推移。
1997年の額を”1”として倍率表示している。
1997年に比べて、米国は2.9倍、英国は1.8倍、これに対して日本はたったの1.4倍だ。
米英は、資産をうまく運用して増やしている。
日本人はそれが出来ていないから、こんなに差がついたんだろうなあ。
日本はしょうがない面もある。
1991年のバブル崩壊を経験しているから、株に懐疑的だからねえ。
もともと現金貯蓄が好きな上に。
それに、物価が上がっていないから、それに比例して資産が増えることもない。
あと、米英は、金融大国だから、国民も意識が高い。
一人当たりの額は、日英でそれほど変わらないけど。
米国は遥かに多い。