英国が、EUと関税ゼロの自由貿易協定(FTA)を結ぶ。 英国の外交は凄いな。

 英国と欧州連合(EU)は24日、新たな自由貿易協定(FTA)など将来関係を巡る交渉で合意した。
英・EU間の関税ゼロでの貿易が維持される可能性が極めて高くなった(こちら)。

絶対、両者物別れで、年明けに急に関税が上昇するなどして経済活動が大きく混乱する「FTAなし」の結論となると思っていたけどな。
なんだかんだ言って、欧州内では、交渉で結論を出すんだな。 凄い所。

けど、結局は英国が勝った。
英国としての主権を回復して、しかも関税ゼロの自由貿易協定(FTA)を結んだんだからなあ。
いいとこ取りだ。
移民の侵入を防ぐことが出来る。 危機的だったと思うけど、危機回避機能が発動するんだなあ。
愛国心を持った貴族たちが、後ろで暗躍しているんだろう。 金にあぐらをかいて、ぐうたらしているんじゃなくて、世界から情報収集をして、考えている貴族たちが。

多分、EUが折れたのは、ワクチンの存在が大きいんだと思う。

12月8日、英国で米ファイザーと独ビオンテックが開発した新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。
ファイザーとビオンテックのワクチンは、普通の冷蔵庫では5日間しか保管できない。
一方、英アストラゼネカと同オックスフォード大が開発したワクチンは、通常の冷蔵庫の温度で輸送できる上、安価なため、多くの途上国にとって希望の1つとなっている。両者のワクチンは、最終治験の中間解析で平均70%の予防効果を示した。英国はこのワクチンについても、数週間以内に規制当局の承認を得たい考えだ。(こちら)。

英アストラゼネカと同オックスフォード大が開発したワクチンが、これからだけど、切り札になったんだと思うけどなあ。
関税ゼロのFTA結んだら、優先的に供給するよと。

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