英国、EU離脱過半数越え。 日経平均株価の推移が意味深。

 欧州連合(EU)残留・離脱を問う英国民投票で、離脱がついに過半数を越えた。
とうとう離脱が決まった。
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横軸:推定開票率。
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日経平均株価の推移。

 10時頃の株価の暴落。
今回、マスコミによる出口調査は行われなかったらしい。
あれは、ヘッジファンドが調査会社に出口調査を依頼して、その結果をいち早くつかんでの売りor空売りの噂があるようだ。
その後、情弱の人々が下がり過ぎと判断して買ったが、やはり離脱しそうだとBBCの速報途中結果を見て、売って下がったんだろうなあ。
情弱の一般人はつらいよ。
それにしても1400円近く下がったんだから、凄まじいよ。
確定拠出年金をスイッチングしとくべきだった(こちら)。
失敗したよ。
けど、これは予想できない。

 残留派議員が殺される事件があったにもかかわらず、英国人は、情に流されずよく判断したものだ。
まあ、正しい判断かどうかは、わかりかねるが。
経済的ダメージはとても大きい。
北海油田を有するスコットランドが独立するかもしれないし。
けど、EUとは独立の政治を実行できるのはとても大きい。
それにドイツはユーロで為替の恩恵を受けているが、英国ポンドはそれがないからなあ。
ユーロへ拠出金を出すメリットがない。
英国は欧州大陸とは別個の判断をするんだな、と改めて感じた。
英国は過去フランスのナポレオン、ドイツのヒトラーの進撃を止めてきた。
今度は、独仏共同戦線のEU化・多民族主義を止めたのかもしれない。
多民族主義を止めたのは正解だと思うが、EU化を止めたのは功罪相半ばするような気がする。

 それにしても日本が心配だ。
安倍首相じゃなかったら、どえらいことになっているところだ。
それでも苦しくなるが。
黒田総裁の出番かも知れない。

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