日本の自動車産業は、超成長産業だったんだな。

 日本の自動車産業は、高度成長時代の時に、急激に成長、1980年には日米貿易摩擦を引き起こし、米国への輸出を自主規制するまでに至った。
だから、今や成熟産業だと思っていた。


日本の大手自動車メーカー6社の営業利益,営業利益率の推移。

1980年代のデータがないけど、トヨタで1984年の営業利益が5000億円程度。 今や2.5兆円ぐらいあるからね。

高度成長時代の時にも、成長していたけど、現在までさらに成長していた。
リーマンショックを乗り越え、2016年には、5兆円を超える営業利益を出している。
これは、日本の産業では、珍しいケースだね。
鉄鋼・化学・電機と世界トップクラスまで成長してきた日本の産業は、今や、停滞したり、中韓台に負けたりしている。 なのに、自動車メーカーだけは、世界トップクラスを維持している。
トヨタのおかげなんだろうけど。

そして、2016年以降、下降している。
日産が危ないし、ホンダもイマイチ。

日本の自動車産業の日本経済に占める割合は、とても大きい。
GDPで13%、設備投資額で18%、雇用で9%を占める。
ざっくり、日本の産業の1割を占めている。
でかいな。

これをいつまで維持できるのかなあ?
自動車産業は、100年に一度の変革期を迎えようとしているそうだ。
自動車産業が、日本経済の命運を握っているな。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする