米雇用統計イマイチだけど、日経先物200円アップ。

 8月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数の伸びが15万1000人と、市場予想の18万人に届かなかった。過去2カ月続いた大幅な伸びが鈍化し、賃金の伸びも控えめにとどまるなか、米連邦準備理事会(FRB)が今月利上げに踏み切る可能性は後退したとみられる。
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米・非農業部門雇用者数変化 [前月比]と米・失業率の推移。

 15万人というのは、このグラフから見ると、低いレベルだね。
9月の利上げは遠のいたかな。

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日経平均先物の推移。

 しかし、なぜか、円高になって、日経平均先物も200円アップした。
どういうことだろう。
市場は、これくらいなら、利上げがあるとみたんだろうか。

 ついでだから、他の米国の経済指標もまとめておこう。
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米・ISM製造業景況指数 と米・ISM非製造業景況指数 の推移。
50以上であれば、好景気であるという指標。

 50を割っているので、良くない。

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“米国・貿易収支(単位:億usd)の推移。”

 貿易赤字は減ったので、まずまず。

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米・消費者物価指数(コア)(前年比)と米・消費者物価指数(前年比)の推移。

 米・消費者物価指数(コア)は2.2%アップなので、狙い通りの値になっていて、まずまず。

 すべての指標が悪い訳ではなく、まだらな結果。
米国経済は、まあまあな状況なんじゃないだろうか。

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