「香川照之の昆虫やばいぜ!」の昆虫カタストロフィに驚愕。

 昨日、8月1日のNHKスペシャル「香川照之の昆虫やばいぜ!」を見た。
Eテレの「香川照之の昆虫凄いぜ!」がNHKスペシャルに昇格した。

このNスペのオープニングの後、

これが出てきた時には笑った。

今回は、コスタリカに遠征して、珍しい昆虫を捕まえていたのだが、
巨大カブトの話になり、そのカブトムシが食堂の庭の1本の木に10匹も集まっていた。
こんな人の家の庭先に10匹も集まっているなんて、ヤラセか?と思っていたら、そうではなくて、カブトムシの餌となるマメ科の木がここにしか残っていないからだと。 周囲がバナナ畑に開拓されてしまったからだと。
ここから、Nスペらしい話に急展開した。

ドイツで長年、系統的に昆虫の調査をしていて、昆虫が減っていると。
単作の大規模農業、農薬、温暖化、都市化等が原因として考えられていると。

そして、世界中の昆虫減少の論文を調べた学者が、こう言っていた。
地球上の昆虫は、ここ30年で毎年2.5%ずつ減少し続けている。
100年後には、現在の1%未満しか残らないかもしれません。
このままでは、昆虫カタストロフィに陥るかもしれません、と。

昆虫は、小動物の餌。
地球上の植物の80%が、昆虫により受粉している。
昆虫は、落ち葉や糞や死骸を分解していることで病原菌の蔓延を防いでいる。
だから、昆虫の絶滅は、人類の生存にとってとんでもない影響を与えると。

これには、驚いたなあ。
ここ30年で毎年2.5%ずつ減少し続けているとは。
都市化や開拓が進む一部の地域では、昆虫は減っているんだろうが、全体的に減っているとは。

自分は、昆虫少年だったから、わかる。
昔は、凄く昆虫がいた。 どこにでも。
秋の田んぼで、一歩歩くごとに、沢山のカエルが飛び跳ねたのとかが、今でも強く記憶に残っている。
まあ、住んでた所も田畑や原っぱがなくなり、住宅地になってしまったから、昆虫を見かけなくなったのもしょうがないなと思っていた。
しかし、山に登るようになって、山でもあまり昆虫を見かけないのだ。
それが、不思議でならなかった。
山の中とか、自然のある所でも、昆虫が減っているのかもしれない。
危機だよ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする