韓国の“ホワイト国”除外に関するパブリックコメントで98%が「賛成」。

「政府は、韓国への輸出管理の運用を見直し、テレビやスマートフォンの有機ELディスプレー部分に使われるフッ化ポリイミドや、半導体の製造過程で不可欠なレジストとエッチングガス(高純度フッ化水素)の計3品目の輸出規制を7月4日から強化する。」と7/1に発表があって、驚いたが、さらに影響が大きそうなのが、韓国の「ホワイト国」からの除外。

 先端材料の輸出について、輸出許可の申請が免除されている外為法の優遇制度「ホワイト国」から韓国を除外するとのこと。
先端材料が、1100品目ぐらいあるとも言われていて、これは大変だな。
もっとも輸出しないと言っているんではなくて、イチイチ審査するだけだから、別に輸出規制するわけではない。
今までの優遇がなくなるというだけだ。「ホワイト国」も27か国しかないから、普通の国扱いにするだけ。
このことについて、政府が国民にパブリックコメントを求めている。
米国が対中貿易関税アップについて国民にパブリックコメントを求めていたのは、ネットで知っていたが、日本にもそういう制度があるのは知らなかった。
さて、このパブリックコメント、意見は1日から募り始め、最初の一週間でおよそ6,300件集まりうち6,200件以上が賛成で、反対はおよそ60件にとどまったとのこと。 賛成が98%以上に上っていることがテレビ東京の取材で分かった。
国民の意見を聞くパブリックコメントが、これだけ集まるのは異例で、総理周辺は、「ここまで賛成の意見が多いのも予想以上だ」と話しています。 意見は24日まで受け付けます。

1日1000件ぐらいあったということか。 多いな。
こんなパブリックコメントに政策が左右されるとは思えないが、まあ賛成98%なら政府も安心できるだろう。

ちなみに、こちらのサイトで意見を募集している。 ネットでokなのか。 お手軽だな。
意見のある人は、どんどんしたらいいんじゃないかな。

なんか、ネットで調べてみたら、まことしやか説が色々流れてるね。
一番面白いのは、韓国が北朝鮮にだけでなく、原油代金代わりに、イランに高純度フッ化水素を横流ししているという説。
それを使って、イランがウランを濃縮していると。 だから、米国が激怒していると。
今まで、日韓で問題が発生した時、米国が仲裁していたけど、今回は米国が激怒しているから、なんの反応もないという話だ。
これが、妙に脈絡があっていて、面白い。

まあ、ネットの情報は玉石混交だから信用できないけど、面白いのは面白いな。
さて、どうなることか?
ただ言えるのは、このまま行けば、サムソン電子やSKハイニックスは、半導体工場停止で倒産一歩手前ぐらいまでは行くだろう。
そして、「ホワイト国」除外で、審査期間の間に韓国経済全体がガタガタになるだろうな。
日本次第というより米国次第なのかもしれない。

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