縮小する米国長短金利差、景気後退かな。

 米連邦準備制度理事会(FRB) は、2015年2月から今年6月までに計7回(計1.75ポイント)も利上げしている。
米国長短金利差が大きくなって、銀行が儲けやすいことになっているのかな、と思っていた。日本とは反対に。

ところが、

米国10年金利と2年金利の差の推移。

10年金利と2年金利の差が小さくなってきている。
利上げしても、上がっているのは2年金利で10年金利の上昇は小さいみたいだ。
イールドカーブのフラット化という現象が米国でも起こっているのだ。
一般にイールドカーブのフラット化や逆イールド化は、景気後退入りのサインと言われているそうだ。
この現象は、ITバブルの時も起こっているし、リーマンショック前にも起こっている。
景気が過熱しているんだな。
それほどにも見えないんだけど。
長短金利差がゼロやマイナスになったらヤバイ様な気がする。
2019年には、なりそうな勢いだ。
もうそろそろ利上げも止めたほうがいいのかもしれない。
けど、こんなことよりも米中貿易戦争が、引き金となって、景気が悪くなりそうなんだが。

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