裁定買い残と売り残の動向(株勉)。

 定番の裁定買い残の動向をグラフにした。
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裁定買い残と日経平均の推移。

 6月の決算日以降、買い残は大幅に減ったまま。
以前、「ヘッジファンドから資金が引き揚げられてる」という記事を書いたけど、ボルカールールの影響か、本当に資金が引き揚げられてるような気がする。
これからは、株価は中期的には停滞、短期の上下動が見られるだけかも知れない。

 今まで、額が少ないから気にしてなかったけど、裁定売り残もグラフにしてみた。
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裁定売り残と日経平均の推移。

 基本、決算日に向かって、徐々に増えていくという傾向がみられる。
けど、株価の下げ局面では一時的にかなり増えるようだ。
ギリシャ危機の時は結構増えてた。
今でも、次の決算日は9月とまだ先なのに、売り残のレベルは決算日前のレベルと高い。
株価は下がると見てたんだろうね。
売り残でも、何かわかるかもしれないので、チェックしておこう。

 さらに、信用買い残-売り残もグラフにしてみた。
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裁定買い、信用買い-売り残、その計の推移。

 信用買い-売り残が、裁定買い残の額を年初以来、久しぶりに上回った。
裁定買い残が減ってるのは、ファンドの影響だろうけど、信用買い残が増えているのは、なぜだろう。
本当は、(裁定買い)+(信用買い-売り残)をチェックしないとと思ってたんだけど、両者の額が同レベルになってきたので、益々両者の合計をチェックしといた方がいいのかもしれない。

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