7月の貿易統計、4か月ぶりの黒字。

 財務省が19日発表した7月の貿易統計(速報)によると、全体の輸出額は前年同月比19・2%減の5兆3689億円だった。
 一方、全体の輸入額は22・3%減の5兆3572億円だった。原油価格の下落や経済活動の停滞による需要の減少で、原油や天然ガス、石炭など資源関連の輸入額が減少した。このため、貿易収支は116億円の黒字で、4か月ぶりに黒字となった。


月次の貿易額の推移

コロナの影響で経済が落ち込んでるけど、輸出額は2カ月連続で増えているんだな。
額で見ると、2016年の初旬と同じくらいになっている。
2016年の1月には、人民元3日切り下げがあり、WTI原油先物価格が30ドルを切るという出来事があった。
そういう意味では、大分経済も回復してきているのかな。

中国向けは8・2%増の1兆3290億円だった、ということなので、中国は世界にウィルスをばらまいて、いち早く経済は回復しているみたいだな。


月次の貿易総額(輸出+輸入)の推移

黒字と言っても、輸出も輸入も減って、経済が縮小していたら、意味がない。
輸出+輸入も、2016年の初旬と同じくらいになっていて、回復してきている。

輸出は、今年初旬レベルにまでは、早い段階で回復しそうだね。
なかなか1年前のレベルにまでは、回復しないだろうけど。
問題は、内需。 国内の飲食店や病院等のサービス業が回復出来るかだね。
それは、もうウィルスを抑え込めるかどうかが直結することだからね。

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