「ラファエル前派の軌跡展」 ~ロセッティの物語性~ *あべのハルカス美術館

あべのハルカス美術館で、「ラファエル前派の軌跡展」を見てきた。

1848年、ラファエル前派同盟は英国美術の刷新をめざし結成された。画壇から攻撃された彼らを擁護したのは、偉大な風景画家ターナーを支援する美術批評家ラスキン。その思想はロセッティやミレイ、バーン=ジョーンズ、モリスらメンバーの精神的支柱となり、多くの追随者に引き継がれてゆく。彼らの軌跡を辿る展覧会。

美術批評家ラスキンの水彩画が多数展示されていたが、巧いので驚いた。

★フォード・マドクス・ブラウン「待ちわびて―1854-55年イギリスの冬の炉端」

渋くていい絵だな。

★フォード・マドクス・ブラウン 「トリストラム卿の死」

アクの強い赤が画面を支配している。 でも美しい。

★ロセッティ《ムネーモシューネー(記憶の女神)》

この絵が目玉となっているみたいだけど、この絵が好きでないんだなあ。
このケバイというか、アクの強い顔が嫌い。
だから、ロセッティの絵が好きでなかったんだが。

★ロセッティ【シビュラ・パルミフェラ】

この顔も好かん。

★ロセッティ「王妃の私室のランスロット卿」

この物語の一場面を描いた絵が良かった。
ドラマ性があり、画風がこういう絵にマッチしていると思う。

★ロセッティ「ボルジア家の人々」

この物語の一場面を描いた絵もいいね。
こういう絵が、ロセッティの本領発揮だと思う。
ちょっと、バルテュスを連想させるね。 バルテュスも物語の絵がとてもよかった。

★ロセッティ「クリスマス・キャロル」

思い切り、ロマンティックな絵だけど、いいね。

★アーサー・ヒューズ「音楽会」

カーテンの質感と左の少女の服とタイツの質感が凄い。
初めて聞いた画家の名前だけど、巧いなあ。

ここまでラファエル前派。

その後も、美術批評家ラスキンの思想の影響は、バーン・ジョーンズ、ウィリアム・モリスへと続くのであった。
そういうことは知らなかったので、興味深かった。

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