昨年の11月の話になるけど、京都国立博物館で 特別展覧会「国宝」 を見てきた。
2000年に東京国立博物館で日本国宝展を見たことがある。 たまたま東京にいたからだが。
あの時は、大規模な展覧会だった。
狩野長信の「花下遊楽図屏風」と法隆寺金堂壁画の模写を見た時の感動が忘れられない。
自分も随分いろんな展覧会で国宝を見てきた。
だから、初見の作品も有名どころでは少なくなった。
その分、感動が少なくなったのが、寂しい。
★ 天橋立図 雪舟筆
この絵も雪舟展を含め、何回か見ている。 素晴らしい。
★ 伝平重盛像・伝源頼朝像・伝藤原光能像 三幅 鎌倉時代 13世紀 京都・神護寺 の中の伝源頼朝像
この三幅は、圧巻の素晴らしさ。
特に頼朝は気品がある。 絵から匂い立つ物が出てくると本物。
★ 燕子花図屏風 尾形光琳筆
これが見たかった。 なので、Ⅳ期に見に行った。
尾形光琳の屏風は、風神雷神図屏風以外、今まで見る機会がなかったからだ。
しかし残念なことに感動に襲われることはなかったかな。
中国 十六羅漢像 十六幅 中国・北宋時代 11~12世紀 京都・清凉寺 が、奇異でその迫力が凄かった。