神戸市立博物館に、メトロポリタン美術館 古代エジプト展を見に行った。
ニューヨーク・メトロポリタン美術館が誇るエジプト・コレクションから“女性”をテーマに厳選された約200点を日本初公開!ということです。
本展のパネル。
神戸市立博物館の、このがっしりとした作りは好きだな。
このあたりの街並みは、本当に統制が取れている。
ハトシェプスト女王像の頭部。
これが一番良かったかも。
最初は、女王のコーナー。
エジプトの女王は、男子が途切れた時、女王として政治を司ったみたいで、女王が誕生すると、王朝が途絶え、次は、新王朝となるそうだ。
初めて知った。
ハトシェプスト女王像の頭部以外は、イマイチ。
次は、女神のコーナー。
ハトホル像が多かった。
古代エジプト神話の、愛と美と豊穣と幸運の女神。
ハトホルはしばしば雌牛の頭部をもつ姿で表され、人間の女性の姿で表される時も頭には牛の角が生えていることがあり、雌牛の耳を持つ。
イシスに次いで広く崇拝されたらしいので、多いのだ。
★「女神あるいは王妃、裏面には王を描いた石版」
このレリーフが美しい。
鮮明な彫りが、肌の滑らかさや美しさを際立たせている。
特に、垂れ下がった髪の細かい編み込みが、効果的だ。
他には、あまりいい作品は、なかった。
いいのは、メトロポリタンに置いてきたな。