「舟越 桂 私の中のスフィンクス」展  ~兵庫県立美術館~

 兵庫県立美術館に「舟越 桂 私の中のスフィンクス」展 を見に行った。

 今日の日本を代表する彫刻家、舟越桂の個展。
本展覧会では、3期の流れを紹介しつつ、舟越作品に現れる異形の姿にも光を当てます。
最新作を含む彫刻30点と素描、版画数十点によって舟越芸術の魅力に迫ります。
とのことです。

舟越 桂 002 (640x480)

1章では、写実的な彫刻。
z1 (192x250)
★≪ルディーの走る理由≫
こんな感じの似たような彫刻が並んでいる。
どれも似たような顔をしている。
短い髪。 平らな頭。
低い頬。 割と高い鼻。
しゅっとした顔である。

 舟越桂独特の彫刻。
己のスタイルを確立した人の作品。
なんか意味深なタイトルを付けてるけど、そこが嫌い。
意味深なタイトルを付けたからといって、作品が深い意味を持つわけでもない。
 これらの中では、モデルがあると言われる「冬の本」が一番良かった。
素直に彫った作品が一番だった。

★≪津田ウメ子≫
素描。 これが彫刻も含めて、本展で一番良かった。
 立体感がある。
彫刻家のデッサンらしい絵。
鉛筆の腹で描いた線なのだろう。 柔らかさを感じる。
帽子の透けたひさし越しの顔に透明感がある。
近づいて、眼を見てると、何とも言えない潤いを帯びてくる。

2章では、胴体に様々な変形が施された彫刻。
z12 (196x271)
★≪遅い振り子≫

照明を落としたうす暗い部屋に彫刻が立ち並んでいる。
両サイドのガラスに彫刻が写りこんでいる。
この少し幻想的な感じがいい。
彫刻はつまらない。

3章では、異形の姿をした彫刻。
z123 (178x271)
★≪もうひとりのスフィンクス≫
動物の耳にしたり、半人半獣とか、雌雄同体にしたりしている。

 舟越は、似たような彫刻に飽きたのだろう。
胴体をいろいろいじり出す。
それも行き詰って、人を異形の姿にし出したという感じだ。
全然面白くないし、驚きもしないし、感動なんてとんでもない。
頭でっかちになってるんじゃないかな。
変なタイトルをつけてるし。
ちょっと残念な展覧会。

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