「信長のシェフ」がマジで面白い。

朝日の木曜8時の信長のシェフがマジで面白い。
平成のシェフが、戦国時代にタイムスリップしてしまい、信長にシェフとして仕え、信長の無理難題に応えながら、結果的に戦国の歴史を動かしていくという、漫画が原作のドラマである。
非常に実験的。 
プロデューサーが思い切ったねえ~。
まず配役がありえない。

織田信長:及川光博
豊臣秀吉:ゴリ
徳川家康:カンニング竹山
顕如:市川猿之助
明智光秀:稲垣吾郎
武田信玄:高嶋政伸
濃姫:斉藤由貴
松永久秀:笹野高史
柴田勝家:デビット伊東
秋山信友:風間トオル

お笑い芸人をこんだけ投入したのは、見たことがない。
実力派俳優の中に、芸人を混ぜてみるというのは、よくある。
アクセントになるから。
しかし、これでは、芸人の中に、実力派俳優が混じっているという感じで、一見ドラマとして成立しないように思われるのだが、ここでまた思い切ったことをしている。

 実力派俳優の高嶋政伸や市川猿之助が、思い切って大げさな演技をしているんだな、これが。
初め、高嶋の大げさに威厳を示す信玄には、笑ってしまった。
しかし、しつこくやる高嶋を見るうちに、こっちが説得されて、これもありか、と思ってしまう。
これは、演出だな。 演出の勝利。
実力派俳優がやる、大げさなヘタにも見える演技が、芸人の演技を違和感なくさせてしまう。
大体が、ありえないストーリーだから、ありえない配役と演技がかえっていいのかもしれない。

 信長の及川も、ええ加減わざとらしいが、これも結構いい。
柴田勝家のデビット伊東なんて、全然デビットとは、気づかない。
演技がうまいのか、デビットのオーラがないのか?
シェフのケンは、玉森裕太というジャニーズらしい。
知らん。 けど、違和感なし。

 ドラマも、結構感動してしまうんだな、これが。

 音楽もいい。 これはもしかして、久石譲か、と思った。
ググると、池頼広という作曲家らしい。 
知らん。 けど、この人は、売れるよ。

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