自殺率と他殺率。

 昨日、日本人の死因について記事を書いてみて、自殺と他殺の人数が気になったので、調べてみた。


自殺上位国の自殺死亡率の推移。  自殺死亡率:人口10万人あたりの自殺者数

韓国が圧倒的に多いな。
自殺が多いと揶揄される日本の1.5倍もある。
無理して経済発展してきている弊害だろうな。
ロシアは減ってきている。
1991年12月にソビエト連邦共産党解散を受け、ソビエト連邦が解体された。
そこで劇的に自殺者が増えたが、2000年のプーチン大統領就任と共に減っている。 石油の値上がりが効いているんだけど。
フィンランドもなぜか自殺者が多かった。
フィンランドの自殺率は、同国が好景気に沸いた1965年から1990年の間で3倍に膨れ上がった。
働き過ぎたのかな?
自殺率が改善した主因として、うつ病治療の改善が挙げられているが、ここまで大幅に減少した理由は、専門家も説明できないという。
フランスも結構多いな、なぜか。

日本は、アベノミクスによる経済好調で自殺死亡率は減ってきている。
2018年は、自殺死亡率は16.3人にまで減った。
これで、欧米先進国なみになったんじゃないかな。


自殺者数の年齢別。 2014年男性。

これ見ると、働き疲れ、働き過ぎが原因なのがわかるな。

もっと長期的な推移を見ると、

自殺者数の長期的推移。

日本の自殺者数は、経済発展と共に増えてきたとも言える。
1998年に激増している。
1997年11月24日に山一證券が経営破綻で廃業している。 この時の廃業ラッシュのせいだな。
これ見ると、バブル崩壊後の失われた20年から日本は回復している所かな。
令和は、バブル崩壊後の痛みから脱した時代になりそうだな。

男性は、経済の状況に応じて、数の増減が見られるが、女性は安定して少ない。
これ見ても、女性の方が精神的に強いというのがわかる。

もう疲れたので、この辺りで。 他殺については、また明日。

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