ソフトバンクが、アーム全株を米企業に売却。 9千億円の儲け。

 ソフトバンクグループは14日、半導体設計子会社の英アームの全株式について、コンピューター・グラフィックス用半導体製造で最大手の米エヌビディアに最大400億ドル(約4兆2000億円)で売却すると発表した。
ソフトバンクGは2016年、当時は上場企業だったアームを約240億ポンド(約3兆3千億円)で買収していた。

 ソフトバンクは、金に困っているんだねえ。
ソフトバンクは、3月に、最大4.5兆円におよぶ保有資産の売却・資金化を決めたと発表した。
5月に保有するアリババ株の一部を現金化し1兆2500億円を調達した。さらに通信子会社ソフトバンクの一部株式を3100億円分売却。6月に入るとTモバイルUSの一部株式を売却すると発表し、約2兆2000億円を手にするめどをつけた。これらにより、金額にして4.5兆円のうち3.7兆円の資金化を達成したことになる。

残り8000億円ほどだったけど、アームを売れば、有り余るね。
アームだけで、良かったほど。
もっとも、英国や中国、欧州連合(EU)、米国を含む規制当局の承認などが必要なことから、取引の完了は2022年3月ごろとなる見込みとのこと。

トランプ大統領が、中国を締め出そうとしていて、米国の技術やソフトウエアを使用して製造された半導体やソフトウエアのファーウェイへの供給が事実上、全面禁止となったばかり。

中国もアーム社を買いたがっていたようだけど、孫が中国に売る可能性が多分にあるなと思っていたけど、さすがに売らなかったな。 米国とやっていけなくなるからね。 米国を含む規制当局の承認が得られないだろうし。

本当なら、将来的にはアームを手放すべきではないけど、所詮投資会社だな。
投資に失敗して資金回収しなければならないなら、何かを売るしかない。
米中争いが深刻になってきて、紛争の種になりそうなのは、手放すに限る。
それでも、9千億円儲かったんだからなあ。 
メーカーならこれだけ儲けようと思ったら、どれだけ苦労することか。 というか無理だろうね。

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