緊急事態宣言を5月末まで延長。 だが、実質緩和。 いい判断。

 *** 政府は4日、緊急事態宣言を期限だった6日から31日まで延長することを正式決定した。対象地域は全国一律のままとした。
感染者数が多い東京都、大阪府など13の特定警戒都道府県では引き続き徹底した対策を維持する一方、他の34県については「感染拡大防止と社会経済活動維持との両立に配慮した取り組みに段階に移行する」との考えを示した。 ***
13都道府県は、東京都、大阪府、北海道、茨城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府、兵庫県、福岡県。

具体的な内容は、

全国一律の延長とは言え、13の特定警戒都道府県以外は、緩和している。
県内なら外出okとか、職場への出勤okとか。
全国一律では、博物館、美術館、図書館、屋外の公園を知事の判断でokとした。
13の特定地域でもokとしたのは、驚きだな。
海外からの作品を主とした大型展覧会が開催出来ないのは、美術館の死活問題だからだろう。
潰れると判断したんだと思う。

学校の再開も知事判断とした。 知事の判断は、難しいだろうね。
知事の有能さが問われる。 地方分権なんて、本当に出来るの?と実力が問われる所。

現状の感染状況は、

日本の1日の新規感染者数、死者数


日本の1日の感染者数、死者数(その日を含む過去7日分の平均)

1日の新規感染者数は、100人以下が目標だと推察しているけど、現状は200人くらいで少し停滞している。
順調に減ってはいたんだけど。
だから、延長は妥当な判断だと思う。
しかし、緊急事態宣言を感染者数が多い東京都、大阪府などに限定して延長すべきと思ったけど、全国で延長した。
東京から他県への移動が増えるのを防ぐためとのこと。 他県への移動を防ぐ手段がなかったんだね。
しかし、全国で延長という名目は保ちながら、実質他の34県については、緩和している。
まあ、うまい具合にやったという感じかな。

*** 今後は、延長から一週間後の14日を目途に地域ごとの感染者数の動向や医療提供体制を専門家が改めて分析し、可能であると判断すれば、31日の満了を待つことなく緊急事態宣言を解除する考えを示した。 ***

これは、柔軟ないい対応だね。
14日なら、1日の新規感染者数は、100人以下を達成しているかもしれない。
それに、1週間でも早く、緊急事態宣言を解除するのは、経済にとって重要だからね。
それも、東京次第だけど。

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