中国人は品行方正になるのか? 個人の点数システムで。

 「いま、中国では政府が個人を一方的に“格付け”し、その点数を可視化する信賞必罰の評価システムが広がりつつある。加点・減点の内容は、ボランティアや寄付行為といったものから、犬の糞処理やガムのポイ捨てまで細部にわたる。
中国政府は2020年までに、国民の社会秩序の向上を目指す「社会信用システム」の構築を目指している。国による国民への“信用格付け”である。」そうだ。

 信用ポイントが高い人はより便利な生活サービスを利用でき、ルールを守らない人には行動の制限を加えるという、国による信賞必罰の評価システム。

 個人を対象としたポイントは1000点の持ち点からスタートする。
 加点・減点の項目には、(1)政府や国からの表彰・奨励(2)公共サービス(3)法令順守(4)社会責任の履行(5)道徳・公益の5分野となり、合計29分類3411項目にのぼる。
 減点項目がそのうち95%を占める3242項目、加点項目はわずか169項目である。減点の項目数が圧倒的に多く、加点の項目数は限定的なため、点数をある程度維持するには、いかに減点されないか、いかに品行方正に生活するかが重要となってくる。

 減点の対象となる例は、
・鶏、アヒル、ウサギ、羊、豚などを届出せず飼育し、都市の景観や環境を損ねた場合:▲20点
・犬の散歩時に、犬がした糞をすぐに処理しなかった場合:▲20点
・ところかまわず痰を吐き、タバコの吸殻、ガム、飲物の空き瓶などを捨てた場合:▲20点
・水道代を期限内に納めなかった場合:▲10~30点
・病院での医療費の支払いが遅れた場合:▲10~30点
・届出をしていないデモや集会をした場合:▲50~70点
・大型の宗教行事を届け出なく行った場合:▲20~60点

 一方、の対象となる例は、
・オリンピック、世界選手権、アジア大会など国際大会で上位8位以内であった選手とその監督:+60点
・年間の寄付額が10~50万元:+30点
・献血1回:+10点
・ボランティア1時間あたり:+1点など

長い引用になってしまったけど、恐ろしいシステムだな。
中国は、凄い管理社会になる。
皆、役人の顔色を伺うようになるだろう。
正しい点数付けをしてくれるならまだしも、全然信用できない連中が役人をやっているからな。

さて、これで中国人が品行方正になるのか?
無理だろう。 ますます中国人が海外に移住するようになるだけ。
特に点数の悪い人間たち、犯罪者連中が海外、特に日本にやってくる可能性が高い。
ただでさえ、マナーの悪い連中なのに、ロクなことにならないな。

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