「お化け浮世絵展」  ~美術館「えき」KYOTO~  

 美術館「えき」KYOTOで「お化け浮世絵展」を見てきた。

 本展では、北斎、広重、豊国、国芳、芳年など時代を代表する浮世絵師たちが描いた“お化け”作品約100点を一堂にご紹介します、とのこと。

 四谷怪談・皿屋敷・牡丹燈籠の三話が「日本三大怪談」と呼ばれているらしく、初めて知った。
これらの怪談に関する浮世絵が、最初に展示されていた。
お化けの絵というより、怪談を演じる歌舞伎の浮世絵だった。
怖くもない。

 国芳、芳年の浮世絵が多かった。
中でも、芳年の浮世絵が比較的良かったかな。
どぎつさが少ない点がいい。

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★「平清盛怪異を見る図」 広重

 広重の絵の中では、大したことないけど、この並びの中では、いいねえ。

★竹信という人の描いた幽霊集。
横尾忠則の絵に似てて、笑った。

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★「百物語 小幡小平次」 北斎
北斎展で何度か見たことがある。
そういう時は、大して感心しないけど、幽霊画の中で見ると、抜群にいい。
奇想というか、おどろおどろしい絵は、抜群にうまい。

 絵は、幽霊画より妖怪画の方が、おもしろいね。

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