弥高山 (3) ~まとめ : 城跡と寺跡を巡り昔を偲ぶコース~

 滋賀県の伊吹山の南尾根にあるピーク弥高山839mに登った(2020/07/02)。

上平寺すぐ北の駐車場に駐車した。
コースは、伊吹神社の鳥居前を通って、上平寺尾根を北に登り、上平寺城本丸跡を見て、北西に登り、弥高山ピークへ。
下りは、弥高尾根を南下し、弥高寺跡へ。 東へ行者窟前を通って、上平寺尾根に戻り、後は来た道を下って、駐車場に戻った。


上平寺すぐ北の駐車場。 右手。 
すぐ先で左に曲がると、京極氏館跡。

道の両側が京極氏館跡。

伊吹神社の鳥居の左手が登山口。

植林の中を登って行く。

上平寺尾根に出会い、右へ。

上平寺尾根を登って行く。

歩きやすい道を登って行くと、

三の丸跡。

堀切りを通って、

城跡を進んでいく。

道標が倒れている。 まっすぐだと弥高山。 その前に右手の土手の上に登ると、

上平寺城本丸跡。 案外狭いスペース。

右手下には、関ケ原が見える。
ここで、西軍と東軍による天下分け目の戦いが行われたかと思うと、感慨深い。
ここから、その戦いを見た人がいたのではないかなあ。

左正面に弥高山が顔を覗かせている。 草原の向こうと右手は急斜面になっていて、山城らしい地形だ。

土手を降りて、弥高山に向かう。

分岐を右へ。 左は弥高寺跡。 帰りはこちらから戻って来た。

尾根へと登って行く。

尾根に出て、左へ。

弥高寺本坊跡への分岐をやり過ごして、

少し登ると、

弥高山山頂手前の平地に出る。

正面に伊吹山が見える筈だが、雲で見えない。

右手には伊吹山ドライブウェイが見える。

左手のこの藪の中に入って行く。 少しで、

藪の中に弥高山山頂がある。 眺望はない。
ここまで。 下ることにする。

先程の弥高寺本坊跡への分岐に戻り、右手へ。

緩やかに下って行く。

大堀切手前。 右手の土手に登ってみる。

土手の上からの眺望は気持ちいい。
土手を降りて、

大堀切。

下ると、

弥高寺本坊跡に出た。 広い原っぱでとても爽快。

左手が、関ケ原方面。

右手には、琵琶湖。

正面に霊仙山が見える。
すかっとする展望で、とても爽快な気分になる。

振り返ると、こんな感じ。

ここで昼飯。


正面の下り道。 両脇も寺跡だが、何もない。
戻って、右手の

桐が城跡の道標の先に進む。

小道を下って、左手へ。

進むと、

行者窟がある。 前を通り過ぎる。
山腹の道を進む。

この分岐はまっすぐ。

山腹の道を進むと、

弥高尾根に戻って、来た道を下った。

伊吹神社前の鳥居に戻って、伊吹神社に寄ることにする。
石段を登ると、伊吹神社。
左手に京極氏ゆかりのお墓があった。
石段を下って、駐車場に戻った。

伊吹山まで登らない楽なコース。 歩きやすいコースだし、風が吹いていて、暑さは凌ぎやすかった。
上平寺城本丸跡から関ケ原を見下ろし、弥高寺本坊跡では、爽快な眺望を楽しむことが出来た。


今回の弥高山 の登山コースです(クリック拡大)。

(コースタイム)
駐車場9:35 → 三の丸跡10:20 → 10:30本丸跡10:40 → 11:10弥高山山頂11:20 → 11:40弥高寺跡12:10 → 上平寺尾根分岐12:30 → 駐車場13:20

弥高山 で出会った樹木を紹介します。


・ウリハダカエデ

灰褐色で縦に浅く裂けるウリハダカエデの成木の樹皮。

3~5浅裂のウリハダカエデの葉。
葉裏の脈脇に赤褐色の毛があるウリハダカエデの葉。ホソカエデは無毛。
果序は総状に下垂し、やや大きめの翼果で、2枚の翼は斜めに開く。

・ナツハゼ
株立ちが目立つ。

灰褐色で、縦・裂のナツハゼの樹皮。

葉の縁にも毛があり、微細な鋸歯にも見えるナツハゼの葉。
ごく短い葉柄。

本丸跡に群落を形成していた。

薄緑の花。

・シロモジ

灰褐色で平滑、小さい円形の皮目が多い、シロモジの樹皮。

3裂で切れ込みの基部に丸い隙間があるシロモジの葉。

・クリ

縦により長く裂け、平滑面が広く残るクリの樹皮。

細長い葉で、鋸歯の先まで緑色でクリ。
尾状花序のクリの花。 この花は目立つ。

大堀切の所で繁茂していた。

弥高寺跡で群落を形成していた。

・コナラ 
上平寺跡で立派だったので。

コナラの縦・裂の樹皮。

先太りの葉でコナラ・ミズナラ。
葉柄が1cmあるので、コナラ。

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