岡山県と兵庫県の県境にある後山1344m登った(2016/04/30)。
山崎ICから、29号線で北上、429号線で西へ、72号線で後山の北側へ、ちぐさ高原少し手前の駒ノ尾
登山口の前にある駐車スペースに車を停めた。山崎ICから1時間くらい。

駒ノ尾登山口の前にある駐車スペース

道路を少し戻ると、鍋ヶ谷林道入口。
ここに入っていく。

林道をずっと登っていく。 50分くらい。

右手に舟木山登山口。 ここから登山道に入る。
ここまで、車で来れそう。 ただ、途中少しがたがたしたり狭い所もあるが。
2~3台ならスペースもある。

少し苔むした、踏み跡の薄い道を登っていく。

やがて植林の中の道になる。

ここで、直登から斜面を左に横切るような登りに変わる。

ちょっと細くなって、滑りやすい道になる。

結構歩いて、尾根に出会う。
これは、振り返って撮った写真。

ここからは、東へ、後山への気持ちの良い稜線歩きとなる。

右手には、一目見て、おおーっ素晴らしいと思わず唸ってしまった景色が。
左が、日名倉山。

一登りすると、後山頂上。

西側には、これから歩く、舟木山・鍋ヶ谷山・駒ノ尾山と続く稜線が見える。
まあ、展望はいいが、後で出会う展望が素晴らしいので、これくらいで。
ここで昼飯を食べて、出発。

舟木山へと続く稜線を歩く。

舟木山頂上。

少し歩くと、後山キャンプ場への別れ。
まっすぐ進む。

これから歩いていく、駒ノ尾山・大海里山・ダルガ峰が見晴せる。

笹原の稜線歩きが実に気持ち良い。

カラマツがまばらに生える道を登って、

鍋ヶ谷山頂上。 なだらかな頂上のいただき。

駒ノ尾山へと向かって、笹原の中を歩いていく。

この辺りは、駒ノ尾山へと向かっていると、見る角度が変わって、景色の変化が面白い。

駒ノ尾山の頂上が近付いてきた。

頂上手前の避難小屋の別れ。
ここは、まっすぐ。 後でここを右に行く予定。

駒ノ尾頂上。
山頂の石碑の周りに大きな石が配置してあるのが、面白い。
休憩に丁度良い。
四方に眺望がとても良い。

これから行く、大海里山、ダルガ峰が目の前に見える。

西方には、那岐山。 いずれ登りに行く予定。

後山を一番奥に、舟木山・鍋ヶ谷山と今まで歩いてきた道のりが見える。
これは、気持ちの良い景色だ。
ちょっとゆっくり休んだ後、大海里山、ダルガ峰に向かう。

先ほどの避難小屋の別れに戻って、左に行く。
ここも尾根道が続く。

木の間に大海里山が見える。

鞍部の十字路に到着。
車を停めた所の前の駒ノ尾登山口からここに登山道が続いている。

少し行くと、また別れ。
左に行くと、大海里山を迂回するルート。
ここは、まっすぐ大海里山へ。

直登りしていくと、頂上手前で急な岩場になる。
長く歩いてきた身には、登るのがしんどかった。
逆ルートで降りる時は、しんどいだろうな。

岩場を登ると、さらに奥に頂上がある。
振り返ると、絶景が広がっているのだが、頂上でも同じ景色が見えるので、頂上に行った方が良い。

大海里山頂上。
絶景が広がっている。
解放感がある眺望だ。

三室山を初めとした、東方の山々が見える。

後山~鍋ヶ谷の連なりも見える。

先ほどまでいた、駒ノ尾山が見える。
先ほどは、こちらが見えていたんだが。
眺望を楽しんだ後、ダルガ峰に向かう。

緩いが滑りやすい踏み跡の薄い道を下っていく。

大茅スキー場との別れ。
ここはまっすぐ、ちくさ高原へ。

自然林が濃くなる。

平坦なダルガ峰頂上。

自然林の中を。

ここは、右のちくさ高原へ。

自然林を抜けると、

スキーリフトの上に出た。
ここは、左の草原を進んだ方が良かったのかも知れなかったが、迷った挙句、パトロール詰所の右手から下る。

つづら折りの道を下ると、

スキー場の斜面に出た。
ここを下ったのだが、フェンスが張られていて、下に抜けることができない。
困った。

しょうがないので、左に左にと、斜面を乗り越えて、進んでいくと、道に出た。
ここを下って、やっと道に出た。
ここからは、道路を下って、駒ノ尾登山口の前にある駐車スペースに戻った。
長い尾根歩きがとても気持ちの良い山登りだった。
移り変わる展望が、面白い。
笹原の丈が少し高いので、ずっと展望が良いわけではないが、要所要所の展望が素晴しい。
歩きがいがあった。
(コースタイム)
駐車スペース10:00 → 舟木山登山口10:50 → 11:50尾根出会い11:55 → 12:15後山頂上12:40 → 13:00舟木山頂上13:05 → 13:35鍋ヶ谷山頂上13:40 → 14:05駒ノ尾頂上14:15 → 15:00大海里山頂上15:10 → 15:35ダルガ峰頂上15:45 → スキーリフトの上16:00 → スキーリフトの下16:30 → 駐車スペース16:50

カラマツの小群落(地点A)。。
この木は、見映えがする。

カラマツ。

網目状、縦に裂けるのカラマツ樹皮。

短枝に束生、長枝にらせん状につき、明るい緑色のカラマツの葉。
日本産では唯一の落葉針葉樹。
芽吹いてきたところ。

オオカメノキ。

オオカメノキの樹皮。

円形の葉で、基部が湾入するオオカメノキの葉。

白い大きな花の装飾花と、それに囲まれた小さなつぶつぶの両性花。
大きさに違いがあってもちゃんと5つに分かれているオオカメノキの装飾花の花弁。
ヤブデマリの装飾花の花弁は不規則に五深裂し、1~2個の裂片が極端に小さい。

サラサドウダンの花季には、まだ早い(地点B)。
多分、サラサドウダンだと思うのだが。
葉も花もないので、見分けがつかない。

樹皮。

芽?。

マンネンスギの生息地らしい(地点C)。
大海里山からの下山途中にあった。

マンネンスギ。
そういえば、山で何度か見たことがある。
スギの幼木かと思っていたら、ヒカゲノカズラ科のシダ植物だったとは。
県によっては、絶滅危惧I類の指定を受けているそうだ。

マンネンスギ。

コブシ。 駐車スペースの所で、3本とも満開だった(地点D)。

灰色~灰褐色で、皮目が多く縦に並ぶ、コブシの樹皮。

コブシの花。

6枚の花弁の白い花。
花の下に葉があるので、タムシバではなく、コブシ。

