大阪・箕面市にある天上ヶ岳500m・最勝ヶ峰 530mに登った(2018/11/30)。
4号線で勝尾寺へ、そのすぐ東、勝尾寺園地の駐車場(無料)に車を停めた。
コースは、箕面の大滝に下って、さらに石子詰から箕面山まで登って、三国岳・ようらく台園地・天上ヶ岳と登った後、政の茶屋下って、また最勝ヶ峰に登って、勝尾寺に下る予定だった。
しかし、石子詰から箕面山へのルートが通行止めになっていたので、道路を歩いて政の茶屋に行ってから、天上ヶ岳へ往復、そして、最勝ヶ峰に登って、勝尾寺に下った。
勝尾寺園地の駐車場。 17:00までなので要注意。
車に積んでいた自転車で大日駐車場の少し手前まで降りて来て、少し歩いた。
滝への入り口。
箕面山も色づいている。
滝へと下って行く。
紅葉が真っ盛り。
箕面の大滝。
川沿いに下って行く。
橋を渡って、少し歩くと、石子詰の分岐。
ここを右に箕面山へと登って行く予定だったのだが、
完全通行止め。
2018年9月の台風21号で、倒木・崩落が激しいためとのこと。
はあ~、しょうがない。 政の茶屋に戻って、そこから天上ヶ岳・最勝ヶ峰に登ることにする。
来た道を滝まで戻る。
道路まで上がって、北へと道路を歩いていく。 大日駐車場を通り過ぎ、しばらく歩くと、
ここが、政の茶屋入り口。 ここに入る。
この無料駐車場の左手、案内板の左の道が、登山口。
谷を登って行く。
ここを左に登って行く。
どんどん歩いていていると、しばらくして、どんどん下って行く。
なんかおかしい。 方位を見ると、南に歩いている。 西北のはずなのに。
どこかで分岐を見落としたようだ。 しょうがない。 戻ることにする。
ここか。 案内板に気を取られて、見逃したのか、通行止めの黄色テープを無意識に避けたのか、わからないが。
石子詰の分岐の説明では、この辺りは禁止地区に入っていなかったのになあ。
まあ無理だったら戻ることにして、右に進んで行く。
歩いて行く。
また通行止め。
まっすぐ進んで行く。
ここか。 倒木が激しい。
しかし、登って行ける。
ただ、倒れ掛かっている倒木が、倒れてくることもあるかもしれないのが、危険。 危険は危険だ。
さらに登って行くと、
天上ヶ岳の分岐。
この左の案内板の後ろに天上ヶ岳への入り口がある。
少し下って、登り返すと、
天上ヶ岳頂上で役行者のお墓がある。 見晴らしはない。
役行者のお墓があるのが、不思議。 奈良で活躍した人との認識があったから。
調べると、葛城山や熊野や大峰(大峯)の山々で修行を重ね、吉野の金峯山で金剛蔵王大権現を感得した。
その後、讒言で伊豆島に流罪。 2年後に大赦があり、箕面の天上ヶ岳にて入寂したと伝わる。享年68。
そういうことか。
ここで昼飯を食べる予定だったが、バチが当たるので、来た道を戻る。
ここのベンチで昼食。
寒くなって来たので、今回からバーナー持参で、カップラーメンを食べる。
ここは、動物も集まって来るのか、フンが多くて少し匂う。
政の茶屋まで戻る。
駐車場の入り口に最勝ヶ峰への登山口。
少し登ると分岐。 ここを左の自然歩道へ。 また通行止めなんだが。
昔最勝ヶ峰までは歩いたことがあって、危なくなりそうな所はなかったけどなあ。
道路の上の橋を渡る。
ここが、倒木が激しい。 しかし脇道が出来てる。
さらに登って行く。
なだらかになって、いくつかの小ピークを越えていく。
最後少し急に登って行く。
なんか、モニュメントがある。
少しで、木の回廊(通行禁止)と迂回路がある。
そこを行くと、開成皇子のお墓がある。 ここが最勝ヶ峰の頂上。
ここまでは昔来たことがある。
下って行くと、
勝尾寺への分岐。 ここを右手に下って行く。
九十九折に下って行くと、
紅葉の木が出て来て、紅葉越しに勝尾寺の境内が見えて来た。
とても鮮やかな紅葉の道を下る。
黄色のイチョウがいいアクセントになっている。
紅葉のグラジュエーション。
下に綺麗な着物の女性が見えたので、おもわずパチリ。
これが本堂。
境内越しの紅葉と多宝塔のコラボが美しい。
塀に小さなだるまが並んでいて、かわいらしい。
多宝塔から下り道。
門からの参道を降りて、振り返って見上げた1枚。
池越しに最勝ヶ峰を振り返る。
勝尾寺の紅葉があまりに鮮やかで美しかったので、多数掲載。
これでも厳選したつもり。 もっと写真を撮っていた。
後は、門を出て左手に進んで、勝尾寺園地への駐車場に戻った。
そして、車で滝に向かい、途中で置いておいた自転車を回収して、帰った。
石子詰から箕面山へのルートが通行止めになっていたのが、とても残念。
箕面の滝と勝尾寺の紅葉がとても鮮やかで美しかった。
それが満足。
ルートは昔一度歩いたことがあるので、何とも。 ハイキングコースにもなっているので、基本的に歩きやすいコースだった。
一部の倒木を除いて。
今回の天上ヶ岳・最勝ヶ峰 の登山コースです(緑色の線は自転車コース)。
(コースタイム)
勝尾寺園地の駐車場10:20 → 自転車置き10:35 → 10:55箕面大滝11:00 → 11:10石子詰の分岐11:15 → 政の茶屋11:55 → 10分ロス → 天上ヶ岳頂上12:55 → 13:05昼飯13:40 → 政の茶屋14:05 → 最勝ヶ峰頂上15:00 → 15:20勝尾寺15:55 → 駐車場16:00
天上ヶ岳・最勝ヶ峰 で出会った樹木を紹介します。
ムラサキシキブ(地点A)。
灰褐色で、縦長の皮目があるムラサキシキブの樹皮。
紫の実。
コバノミツジ(地点B)。
コバノミツジの樹皮。
3枚の葉が束生するコバノミツバツツジの葉。
葉裏がやや白い、葉裏の網目が目立つ、葉裏の主脈に粗い毛が多い。
ネジキ。
ねじれて縦裂するネジキの樹皮。
卵形で縁がやや波打つのネジキ葉。
ヤマツツジ(地点C)。
ヤマツツジの樹皮。
卵型~楕円形のヤマツツジの葉。
枝先に集まる。 葉裏脈上や葉柄に剛毛が多い。
ミズナラ。
ミズナラの縦・裂の樹皮。
先太りの葉で、葉柄がごく短い、鋸歯が尖っているミズナラの葉。
タカノツメ(地点D)。
白っぽくて平滑なタカノツメの樹皮。
三出複葉のタカノツメの葉。
小さい鋸歯、長い葉柄、短枝によく束生する。