三重県と滋賀県にまたがる釈迦ヶ岳1092mに登った。(2014/10/30)。
四日市ICで降りて、477号線で西へ、そして朝明渓谷へ。ICから30分ほどで到着。
大きな駐車場がある。
庵座谷の登山ルートから登ることにする。
麓から見た釈迦ヶ岳。
バス停の脇に登山口がある。
林を抜けると、沢に出た。
この標識だと、思わず左の道に行ってしまう。
何かおかしいと思って、戻ってみると、ここで沢を渡れということだった。
沢沿いの道を歩く。
この小さな地蔵がある所で右へ、沢を離れる。
尾根を乗り越える。
また沢沿いに出ると、紅葉が見えてくる。
そして、庵座大滝。
結構、でかいね。
滝の右手を登って、また沢沿いの道。
見事な黄葉。
沢を渡り、
次の沢の奥に
二段の滝。
二段の滝の左手を登る。
また枯れ沢に出る。
左手にパイプ組みの堰堤が見える。
右手の沢から登る。
沢は二手に別れる。
右は、松尾尾根へ。
標識通り、左の沢を登っていったのだが、赤テープが見当たらない。
何かおかしいと戻って、手前の左手を見ると、道があった。
標識に近づくと、この明らかな道が目に入らないんだよね。
間違えそうになったのが、今日2度目。
とにかく、標識の方向を過信せず、赤テープを信用することが、重要。
この沢を登っていたら、多分大変だったと思う。
また枯れ沢を渡る。
紅葉の美しい林に出た。
ちょっと、急斜面を登る。
松尾尾根の頭が見えてきた。
登りきると、大陰のガレが目に飛び込んでくる。
猫岳がガスに霞んでいる。
ここからの急登が、しんどかった。
ロープと潅木に捕まりながら、登っていく。
結構続いた。 もう終わりかと思っても、急登が続く。 長く感じた。
やっとこさ、松尾尾根ノ頭に到着。
座り込んだ。 体調も良くなかったのかな。
ここからは、緩やかな道。
落葉の木々の中を歩く。
釈迦ヶ岳頂上に到着。
東側に四日市が見えるはずだが、残念ながら、ガスで何も見えない。
釈迦ヶ岳頂上から少し戻り、この分岐を右へ、羽鳥峰へと向かう。
歩きやすい尾根道。
適度な木々もいい。
少し黄葉。
ここらは、紅葉の盛りを過ぎたようだ。
残っているのは、シロモジの黄葉のみ。
向こうに見えるのは、猫岳。
少し登って、猫岳頂上。
地形図からは、わかりにくいが、この尾根にはいくつも小ピークがある。
ピークを越えると、また小ピークが見えてくる。
南側の景色。 落葉前の紅葉。
南側の深い谷。
908mのピークが見える。
ピークを越えて、鞍部に向かって下っていく。
白滝谷への分岐。
やり過ごす。
左へと下っていく。
林の中を下る。
これは、振り返って撮った写真だが、この写真で右に下ると、林道コース。
やり過ごす。
羽鳥峰が見えて来た。 禿げピークだ。
羽鳥峰のピーク。
南には、御在所山。
北には、竜ヶ岳と、展望がいい。 晴れていたら。
谷の向こうの岩山。
谷を見下ろすと、先ほどの別れを行けば辿り着く、林道が見える。
羽鳥峰を少し下ると、羽鳥峰峠。
左へ下っていく。
石の歩きにくい下り。
下りきると、石積みの堰堤に出会う。
河原の先にある堰堤の右側を、3箇所ほど下る。
急坂で嫌になる。
堰堤を過ぎると、緩やかな下り。
やっと、林道出会い。
ここからは、荒れた林道。
2個目の折れ曲がりから、舗装された林道になる。
結構歩いて、駐車場に戻ってきた。
遅かったせいで、最後のひとり。
釈迦ヶ岳頂上までは、沢沿いの道、滝、枯れ沢、岩の急登と変化に富んだコースだった。
そして、頂上から羽鳥峰までは、歩きやすい尾根道。
晴れていたら素晴らしい展望だったと思う。
ガスっていても、楽しめた尾根歩きだった。
紅葉には、もう1~2週間前がいいと思う。
(コースタイム)
登山口10:30 → 11:20庵座大滝11:25 → 二段の滝11:50 → 松尾尾根への別れ12:10 → 13:05松尾尾根の頭13:20 → 13:25釈迦ヶ岳頂上13:40 → 14:10猫岳頂上14:15 → 白滝谷への分岐15:05 → 羽鳥峰15:15 → 15:40堰堤15:45 → 林道出会い16:05 → 登山口16:30
庵座大滝から松尾尾根の頭までの地形が地形図との対応が取りにくく、面白いので取り上げます。
これは、その地形図です。
青線:谷、緑線:尾根。
地点A。
地点B。 沢を渡ったり渡り返しているのだが、地形図には反映されていない模様。
地点C。
地点D。 二段の滝。
地点E。 二段の滝の上流。
地点F。 松尾尾根への別れ。
地点G。
地点H。 松尾尾根の頭が覗いた。
この辺の地形は、変化に富んでいて、面白かった。
沢が、枯れ沢っぽくなったり、沢から離れたと思ったら、戻ったり、紅葉の林になったり、草地の斜面を登ったり、滝があったりで、最後岩場の急登でかなりしんどかったが。
釈迦ヶ岳の登山で出会った樹木を紹介します。
シロモジ。 釈迦ヶ岳頂上から猫岳にかけての尾根で。
このあたりの紅葉はシロモジが残るのみであった。
シロモジの幹。
シロモジの葉。 3裂で、切れ込みの基部に丸い隙間がある。