和歌山県の生石高原870mに登った。(2014/11/07)。
海南東ICで降りて、370号線で東へ、そして小川の宮へ。ICから30分ほどで到着。

小川の宮の少し手前にある駐車場。 近年できたそうだ。

小川の宮。 小さなお宮さん。 右手の道を行く。

道の脇にあった、鮮やかな黄葉のイチョウ。

道路を標識通りにしばらく行くと、小さな橋の向こうに登山道への入口が。

植林の中を登っていく。

道路に出ると、大観寺。

境内には、お地蔵さんが。 雰囲気が気に入ったので掲載。

道路に出ると、黒沢山が目の前に。

少し行くと、道路の脇に、弘法大師が、通行に邪魔なので押し上げたと言われる押上岩が。

ここからまた登山道へ。

道路を一度渡って、しばらくで不動辻。 ここで左に進む。

植林の中を登っていく。

林道交差を渡る。

また植林の中を登っていく。 少し緩やかになったかな。

山荘の横を過ぎ、2度道路を渡って、最後の登り。

道路に出て、山の家の横の道を生石高原へ。

一面のススキの原。 西にススキの原の中に大きな岩が、笠石だ。

野原の中の岩なんで、なんか目立つ。

笠石の南側に回り込むと、尾根が突き出している。
先端に岩がある。
開放感のある景色が、素晴らしい。

振り返ると、笠石。

ススキ越しの遥かな山並み。 風情がある。

戻って、野原の中の丘という感じの生石ヶ峰に向かう。

こぶを過ぎて、振り返ってみる。

ススキだけを。

あと少し。

最後の登り。

生石ヶ峰頂上に到着。 でも頂上の標識がない。
あるのは、三角点のみ。

この石に座って、南側の山並みを見ながら弁当を食べた。
生石ヶ峰頂上は、四方に遮るもののない眺望が楽しめる。

東方向には、大峰山・堂鳴海山。

南方向には、目の前に山の壁が立ちふさがっていて、印象的である。

南西方向には、山々の連なりが。

西方向には、登ってきたススキの原。

北方向は、和歌山の市街。

十分眺望を楽しんだ後、東方向に下る。

坂を下りきると、右手に明瞭な道が見える。
しかし、標識がない。
左手に、この旧立札峠への別れがあった。
左手の方が、標識があって、近道っぽい感じがしたので、こちらから行く。
結論としては、こちらから行くと、生石神社には、行けなかった。

ここら辺は、自然林で比較的気持ちがいい。
しかし、踏み跡が薄くて、こちらであっているのかと思ったが、しばらく行くと、テープが現れてきて、迷うことはない。

常緑樹も混じってくる。

それでも、やがて植林となってしまう。

山道が、道路に近づいた時点で、道路沿いに曲がっていきそうだったが、踏み跡もあったので、道を外れ、道路に降りると、ここに降りた。

しばらく道路を東に下ると、どうやらここが正規の降り口のようだ。

さらに下っていくと、左手に登山道への入口に出会う。

植林の中を下る。
しばらくで、また道路を横切って下っていく。

やがて、緩やかな尾根道となる。

ここで、左へ、尾根から離れ、下る。

民家のあるところに出てくる。
正面に棚田が見える。

道路に出てから、どちらに行けばいいのか迷うが、右手に進んで行くと、この別れで左へ。

和歌山だけあって、柑橘類の黄色が心地よい。

桜の小径に出る。
桜の木が並んでいるようだ。

また別れに出会う。
どちらに行っても良さそうだが、右手が近道そうだから、右手に行く。

小川の宮近くの道路に出た。
左手から。 さっきの別れを左に行けば、ここの右から降りてくるようだ。
すこし道路を下って、駐車場に到着した。
生石高原は、頂上のススキとその眺望がすべてだな。
登山道は、植林の中や道路を歩くことが多いので、興ざめである。
(コースタイム)
駐車場10:50 → 11:30大観寺11:35 → 不動辻11:50 → 12:50笠石12:55 → 13:15生石ヶ峰頂上13:50 → 旧立札峠14:35 → 民家15:25 → 駐車場16:00
生石高原の登山で出会った樹木を紹介します。

大観寺のイチョウの大木(地点A)。

カヤの大木(地点B)。

カヤの樹皮。

カヤの葉。

シラカシの大木(地点C)。

シラカシの樹皮。

シラカシの葉。

エノキ(地点D)。

エノキの樹皮。

エノキの葉。

ヒサカキ。

ヒサカキの樹皮。

ヒサカキの葉。
葉先がわずかに凹む。 葉裏の葉脈の網目が目立つ。
枝先に細長い冬芽がある。

イロハモミジ。

イロハモミジの樹皮。

イロハモミジの葉。
7裂または5裂。 裂片は細い。

ウリハダカエデ。

ウリハダカエデの樹皮。

ウリハダカエデの葉。
3~5浅裂で、ウリハダカエデ・ホソカエデ・テツカエデ。
葉柄に溝で、ウリハダカエデ・ホソカエデ。
脈上に赤褐色の毛、脈腋に毛が固まるでウリハダカエデ。

リョウブ。

リョウブの斑の樹皮。

リョウブの葉。
細かい鋸歯。 葉が枝先に集まる。

アブラチャン

アブラチャンの樹皮。

アブラチャンの葉。

ヒサカキとコナラの群落(地点E)。

ヒサカキ。

ヒサカキの樹皮。

ヒサカキの葉。
葉先がわずかに凹む。 葉裏の葉脈の網目が目立つ。
枝先に細長い冬芽がある。

コナラ。

コナラの縦・裂の樹皮。
この感じの樹皮は、コナラ・ミズナラ・クリ・クヌギ・アベマキ。

先太りの葉でコナラ・ミズナラ。
葉柄が1cmあるので、コナラ。

