根古峰・岩湧山 (2) ~コースと樹木~

 根古峰・岩湧山 の登山記の続きです。


今回の根古峰・岩湧山 の登山コースです。

(コースタイム)
駐車場9:10 → 9:50展望デッキ10:00 → ダイトレ合流地点10:20 → 11:05根古峰11:10 → 11:40ダイトレ合流地点11:50 → 東峰12:05 → 12:15岩湧山山頂12:40 → 東峰12:50 → 岩湧寺13:40 → 駐車場14:00

根古峰・岩湧山 で出会った樹木を紹介します。

樹木の地点です。


秋海棠の花(地点A)。
岩湧寺近辺に大群落を形成し、満開で、壮観だった。
江戸時代初期に、中国から園芸用として持ち込まれ定着した帰化植物。
雄花と雌花のそれぞれを同じ株につける「雌雄異花同株」。
上向きで黄色い雄しべが目立つ雄花。

こちらは、下向きで、全開になって咲くことはない雌花。

・サワグルミ(地点B)。
展望デッキの横に並んで立っていた。

灰色での縦・裂のサワグルミの樹皮。

羽状複葉
小葉が基部で狭まり、左右非対称のサワグルミの葉。
鋸歯が細かくて鋭い、葉裏の葉軸に毛が少なめでオニグルミでなくサワグルミ。

ツチアケビ(地点C)。 根古峰の薄暗い林の中の木の下に生えていた。
ツチアケビの果実。なんだこれは?という代物。
森林内に生育するラン科植物で、また腐生植物(菌従属栄養植物)で養分のすべてを共生菌に依存している。日本固有種で森林内であれば比較的どこにでも出現するとのことだが、初めて見た。

・ヤマハギ(地点D)。
3出複葉で、広楕円形で先は円形、わずかに凹むヤマハギの葉。
1年目は緑色で、秋には淡褐色になるヤマハギの樹皮。
葉より長い総状花序を出し、マメ科独特の蝶形で紫色の両性花を対にしてつけるヤマハギの花。

オニユリ。 目立つよね。

・ヌルデ

皮目が散らばるヌルデの樹皮。

大型の羽状複葉で、葉軸に翼があるヌルデの葉。

・ヤマジノホトトギス。
花が2段になっているのが面白い。
以前、錫杖ヶ岳で見かけたことがあり、2度目だ。

横からも撮ってみた。

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