滋賀にある七七頭が岳に登った(2012/07/28)。
木の本ICを降り、15分ほどで丹生に到着。上丹生の少し北にあるやたべ橋の手前にあったスペースに車を停めた。橋を渡ると、右手に参拝道と書かれた石標があり、右手に進んでいく。しばらく行くと左手に登山口があった。少し急な道を登っていく。うだるような暑さの中、むせかえるような草いきれを浴びる。物凄い生命力を感じる。あー、これこそ夏だ。昔の子供の頃の感覚がよみがえってきて懐かしくもある。しかし、すぐにしんどくなる。たった150m登るのに何回か休みながら登った。尾根の上に出た時には、へたりこんでしまった。もう、尋常でなく汗まみれだ。20分くらい座り込んでいると、回復した。しばらく緩やかに登っていく。やがてブナの木が見られるようになってきて、そして大きなブナの木に出会った。さらに登って、広い山頂に到着。西林寺の額がかかったお堂があった。昼飯を食べる気にならない。こんな暑い日に低い山に登る奴もいないので、シャツを脱いで涼む。南側が開けていて、良くわからないが余呉湖があるようだ。たっぷり休んで、降りることにする。お堂の右をすり抜けると、下り道が続いている。しばらく緩やかに下った後、急になったあたりで、横山岳や墓谷山が見える。以前、横山岳に登った時も暑かったなあ。最後、かなり急な下りを下ると、お墓みたいな所に横に出た。ここにもちゃんと、菅並の登山口の標識があった。右手に道路を進むと、前もって自転車を停めておいた所に到着。橋を渡って、右手に高時川を見ながら自転車で下っていく。アユの友釣りが解禁になったようで、釣り人達が所々に居る。それにしても、道の両側にある緑が鮮やかを通り越して、うごめきそうな生命エネルギーを放っている。水の流れがあり、前方には、青い空と白い雲が立ちあがっている。これこそ夏、ザ夏だ。とても暑さでしんどかったが、このザ夏を感じることができたことにとても満足した山登りであった。
(コースタイム)
やたべ橋11:25 → 休み40分 → 13:25七七頭が岳山頂13:50 → 登山口15:00 → 橋15:05 → やたべ橋15:15
橋から七七頭が岳 高時川
緑 ブナ
山頂の御堂 山頂から余呉湖方面
下りから横山岳 下りから墓谷山?