奈良県曽爾村にある古光山953m登った(2016/11/04)。
針ICから、369号線で南下、東へ、御杖村から大峠に向かう。ただし、ナビの設定を間違えたのか、細い山道を結構走ってしまった。1時間かかった。
道の走りやすさから言えば、御杖村からみつえ牧場に向かい、そこから大峠に行くのが良い。
大峠のT字路脇に停める。

大峠の登山口。

いきなりロープでの登り。

滑りやすい斜面が続く。

右手にみつえ牧場の牧舎が見えた。
帰りはこのそばを歩く予定。

やっと稜線に出た。

灌木を抜けると、いきなり南峰に出た。
狭いが今回一番の絶景だ。

目の前に紅葉の古光山。

古光山の横に後古光山と倶留尊山が見える。
その後ろには、尼ヶ岳と大洞山。

住塚山・国見山・兜岳と見える。

紅葉が鮮やか。
もっとゆっくり楽しみたかったが、少し寒いので出発。

岩峯を歩いて、

南峰を振り返る。

ここは4峰。
古光山から南峰まで峰が5つある。

なだらかになって、

古光山山頂に到着。
展望はない。
少し休んで、右手にフタカワへ下る。

急な下りだ。
最初の内はそうでもないなと思うが、終盤激下りになる。

鞍部のフタカワに到着。

今度は、激上りになる。
ロープの岩登りが多くなる。

一旦落ち着いて、またロープの岩登り。
登るのに気を取られて、あまりいい写真を撮ってなかった。
ロープに頼ったのもあるけど、腕に疲労感を感じるほどの登りだった。

やっと、後古光山に到着。
疲れた。
ここで昼飯。
南峰に比べれば、灌木のせいで少し展望が遮られるが、まあいい。

南峰と古光山がくっきり見える。
激下りと激登りだったせいか、目の前の平らなイメージと違うんだが。

どっちだっけな。

堂々とした大洞山。

ちょっと蔭になるけど、住塚山・国見山・兜岳も見える。

長尾峠に向かって下って行く。

緩やかな道になってきて、

倶留尊山が見えてきた。

この辺りはススキも生えている。
ススキ越しの倶留尊山。

最後、木の階段を下ると、

車道の長尾峠に到着。 振り返った写真。

道路の反対側には、亀山・倶留尊山への登り口がある。
予定では、このまま倶留尊山へ行く予定だった。
しかし、激登りと下りで予定より大分時間がかかってしまった。
このままでは、戻るころには日が暮れるてるかもしれないし、何だか疲れたし、ひよって戻ることにした。
このまま、道路を南へみつえ牧場に向かって、てくてく歩く。

古光山に向かって歩く。

傍らにススキの原っぱが。

後古光山も見える。
みつえ牧場の牧舎を左手に見て、右手に道路を曲がる。
みつえ牧場の看板があるので、なんかみつえ牧場の施設の方に行く気分になって、迷ったがそのまま行くと、わりとすぐで、大峠に到着した。
軽いと思って、古光山から倶留尊山へと縦走するつもりだったが、案外疲れた。
岩登りが好きな人は面白いんだろうけど、自分は激下りは苦手なんで、もういいやという感じ。
下り苦手な人は、逆向きに歩かない方がいいと思う。
眺望はこの辺りの登った山々が見れて良かった。
(コースタイム)
大峠9:15 → 10:00南峰10:05 → 10:30古光山山頂10:35 → 11:05フタカワ11:10 → 11:40後古光山頂上12:10 → 12:45長尾峠12:55 → 大峠13:45
古光山 の登山で出会った樹木を紹介します。

樹木の地点です。

リョウブ(地点A)。

斑のリョウブの樹皮。

クリ(地点B)。

縦・裂の樹皮で、コナラ・ミズナラ・クリ・クヌギ・アベマキ。
縦により長く裂け、平滑面が広く残るクリの樹皮。

細長い葉で、クリ・クヌギ・アベマキ。
鋸歯の先まで緑色でクリ。クヌギ・アベマキは、鋸歯の先は緑色が抜けている。

堂々と立つヒメシャラ。

橙色で斑のヒメシャラの樹皮。

ナツツバキと似ている。 果実も。
葉の表面に艶があるので、ヒメシャラ。
ただ、ヒメシャラは真っ赤に紅葉するイメージが強いので迷った。

赤い果柄が目立つイヌザンショウ。

こぶが残るイヌザンショウの樹皮。

イヌザンショウの奇数羽状複葉。

イヌザンショウの赤い果柄。

