滋賀県東近江市にある猪子山268m・繖山315mに登った(2019/03/08)。
蒲生スマートICから北へ、滋賀考古学博物館の駐車場に車を停めた。
コースは、まず安土駅まで歩いて、電車で能登川駅へ、そこから上山天満天神社へ、北向岩屋観音まで登り、猪子山頂上へ。 尾根を南に縦走して、雨宮龍神社に寄って、繖山頂上へ。 観音寺城本丸跡に寄って戻り、北腰越に向かい、標高235m地点で南の下山道に入り、考古学博物館裏に降りてきた。
滋賀考古学博物館の駐車場。
その背後に、繖山。
南西に安土駅まで歩いて行く。
電車で能登川駅へ行き、そこから南に向かって歩いて行く。
上山天満天神社の鳥居をくぐって、進んでいく。
ここを右へ。
上山天満天神社。
この少し手前左手に登山口がある。
登山口。
登っていくと、
道路に出て左へ。
すぐでここを右へ登っていく。
大岩の手前に来た。
左手すぐが山頂だが、右手に進むと、
北向岩屋観音の社だ。
ここからの眺望がすばらしい。
西湖の向こうに、蓬莱山と武奈ヶ岳、琵琶湖、右手には、伊吹山まで見える。
雪を頂いた伊吹山。
景色を堪能した後、大岩に戻って、左手すぐで
猪子山山頂。
そのまままっすぐ進んでいく。
下ったり、
登ったりしながら、
稜線を歩いて行く。
ここは右だったかな?覚えていない。
この左手の石段は、五個荘石馬寺町への下り。 これはやり過ごす。
少し広い所に出ると、
左手に、雨宮龍神社の鳥居。
潜って、石段を登ると、
広場になっていて、奥に雨宮龍神の社がある。
展望はない。
石段に戻って、ここから蓬莱山の雪景色を肴に、昼飯を食べる。
石段を下りて、左手に下っていく。
前に、目指す繖山が見えてきた。
少し下って、霊仙山も見えた。
鞍部の地獄越。
登り返していく。
鉄塔に出会う。
このあたりから、樹木がなくなり、振り返る景色が素晴らしい。
雨宮龍神社の山が堂々として見える。
御池岳。
もう少し登って、角度をつけていくと、
繖山を左端に西側の展望。
雨宮龍神社の山を中央に北側の展望。
東側の鈴鹿山系の展望。
素晴らしいとしか言いようのない展望だ。
山々にまだ雪が残っていて、まだ少し肌寒い気候で、とても清々しい印象を与えてくれる。
一番展望のいい時候かもしれない。
登りながら、振り返りながら展望を楽しんだが、逆コースに歩いたほうが、展望をより楽しめるだろうなあ。
西湖。 西湖の手前は安土山で、安土山に続く尾根を後ほど下っていく。
蓬莱山と武奈ヶ岳。
比良山系。 琵琶湖がとても青い。 青と白の対比。
御在所山と雨乞岳。
さて、繖山へと登っていく。
ここからの展望も素晴らしい。
登りは続く。
ここを登って分岐があり、すぐ右手に
繖山山頂。 展望はない。 下山は、このまま右に進んでいくのだが、その前に観音寺城本丸跡を見に行くので、分岐を左に行く。
ここを右へ。
さらに下っていく。
ここを右へ。
ここを左へ。
この石段を右に登っていくと、
観音寺城本丸跡。
かなり広いのだが、木立になっていて、倒木も多く、楽しめない。
繖山山頂へ戻り、そのまま進んでいく。
少し下ると、展望が開け、西湖が美しい。
どんどん下っていく。
右に左に分岐が表れるが、やり過ごす。
右手に、歩いてきた稜線が見える。
いい感じの眺めを楽しみながら、下っていく。
標高235m地点で分岐に出会う。 ここかなと思って、左へ。
鉄塔に出会うはずなんだが、と思いながらも。
感じのいい石仏が並んでいる。
右下には、滋賀考古学博物館も見える。
しかし、歩いていて、一向に下りにならない。
やっぱり、おかしいと思って、先ほどの分岐に戻って、そのまま下ってみる。
すぐ先に鉄塔があって、分岐もある。 かなり近くに分岐があるんだもんなあ。 これは間違えるよ。
さっきの分岐は地図に載ってないし。
そして、この分岐を左へ。
下っていくと、
滋賀考古学博物館の裏手に出た。
振り返ると、こんな感じ。
滋賀考古学博物館の間を通って、駐車場に戻った。
北向岩屋観音前からと繖山手前の稜線からの展望が素晴らしかった。
琵琶湖の青と比良山系や鈴鹿山系の雪の白さの対比がとても清々しい印象で、良かった。
この時期がベストだと思う。
稜線も歩きやすいし。
滋賀県の琵琶湖東岸の低山は長い山が多くて、景色が楽しめる縦走が出来る山が多いね。
(コースタイム)
駐車場9:50 → 安土駅10:20 → 能登川駅10:30 → 上山天満天神社10:50 → 11:05北向岩屋観音11:10 → 12:00雨宮龍神社12:35 → 地獄越12:50 → 繖山山頂13:35 → 13:55観音寺城本丸跡14:10 → 繖山山頂14:30 → 10分ロス → 分岐15:10 → 駐車場15:30
猪子山・繖山 で出会った樹木を紹介します。
シャリンバイ(地点B)。
淡褐色でなめらか。成木ではたてにすじがみえるシャリンバイの樹皮。
束生するシャリンバイの葉。 変異が多い。 葉裏の網目が目立つ。
葉柄がしばしば赤く色づく。
ヤマモモ。
白っぽく、縦じわのあるヤマモモの樹皮。
細長く先寄りで幅広いヤマモモの葉。
ケウバメガシ(地点C)。 多分。
ケウバメガシの樹皮。
ケウバメガシの葉。 新緑が鮮やか。
ケウバメガシの葉裏。 少し干からびているが。
ケウバメガシかどうか怪しいが、葉裏の星状毛で白くなったと判断して。
コバノミツバツツジ。 多分。
雄蕊の数が10本あるのと、紫色の花で。
アセビの花。 珍しくもないが。
シロダモの幼木(地点D)。
三行脈の葉で、シロダモ・クスノキ・ヤブニッケイ。
枝先に集まってつき、葉裏が粉白色のシロダモの葉。
イチイガシの幼木。 アラカシかも。
先半分に鋸歯があり、束生するイチイガシの葉。
ヤブツバキの花。
観音寺城本丸跡に咲き誇っていた。