奈良県の吉野山に登った(2017/04/14)。
吉野の桜を見るのは、初めて。
下から登ると、「下千本」という所を通るのだが、混雑を避けるために、別ルートから行った。
吉野山の中腹にある金峯山寺蔵王堂。 修験道の総本山。
丁度、秘仏の御開帳をしていたので、本尊の蔵王権現を見てきた。
拝観料が1,000円と高かったよ。
人通りの多い道を登って行く。
東南院。
だだっ広いコースには、オススメの見るポイントが何か所かある。
ここは、吉水神社からの一目千本と呼ばれるビューポイント。
「中千本」と呼ばれる所になる。
凄いね。桜の固まり。
吉水神社の境内。 中も面白そうだったのだが、時間がないので割愛。
満開の桜。
良く見ると、色とりどりの桜の花。
ここは、右に登って行く。
しだれ桜だろうか。
植えられている桜の種類は、ほとんどが白山桜(シロヤマザクラ)らしいが。
綺麗。
白い花も。
この辺りは、満開というより七分咲きくらいか。
上千本。
上の方の斜面は、伐採されている。
ここまで登ってくると、絶景が広がっている。
中央の大きな屋根の見えているのが、先ほどの金峯山寺蔵王堂だ。
あそこから、ここまで最初まっすぐ、そして左にコースを取りながら、登ってきたことになる。
右手の桜の固まりは、吉水神社からの一目千本から見た桜。
アップで。
手前の桜は、上千本。
つづら折りの道を登ってきた。
ここもビューポイント、花矢倉展望台。
金剛山・葛城山・二上山と続く山並みが見える。
吉野水分神社。
中々由緒ありそうな神社。
道路から左の山道を登ると、高城山展望台。 登りは結構きつかった。
ここで昼食。
見晴らせる。
左手には、金剛山・葛城山・二上山と続く山並みが見える。
先週登った龍門ヶ岳も見える。
こちらは、北側。
北側にも道があった。 元の道路に出れるようだ。
金峰神社の鳥居。
金峰神社。 簡素。
左手に少し下ると、義経の隠れ塔。
義経が一時身を隠していた伝説があるそうだ。
さらに登って行く。 ここを右へ。
奥千本の西行庵に向かう予定。
初めは、ここを左へ青根ヶ峰に向かう予定だったんだが、吉野を味わいつくそうと気が変わった。
ここからは、山道っぽくなる。
進んで行く。
ここが、「奥千本」。
奥まった秘められた場所という感じである。
残念ながら、桜はちっとも咲いていなかった。
ここが、満開だったら、また味わい深かっただろうな。
西行庵。
西行は、こんな所に住んでいたのか。
本当に山奥。 しかし、風情がある。
さて、戻ることにするか。
帰りは、山腹を縫う右手の道へ。
ここは、苔清水。
登って、西行庵を振り返る。
この高台からの景色も広々としてすかっとする。
尾根に出てきた。
右手なら、青根ヶ峰。
左手に行くと、少しで先ほどの別れに戻った。
後は、来た道を戻った。
満開の桜を堪能できた。
上まで登るのは、少ししんどいが、上から見下ろす絶景は素晴らしかった。
「上千本」まで、花矢倉展望台までは、行くべきだな。
(コースタイム)
11:35金峯山寺蔵王堂11:55 → 13:25高城山展望台13:45 → 金峰神社14:05 → 14:30西行庵14:40 → 吉野水分神社15:30
吉野山の登山で出会った樹木を紹介します。
コウヤマキ(地点A)。 同定するのは、初めて。
結構な群落になっている。
赤褐色で縦・裂のコウヤマキの樹皮。
線形で、枝先や節の束生するコウヤマキの葉。