兵庫県にある東お多福山・六甲山に登った(2015/03/20)。
芦屋から北上、芦有ドライブウェイに入り、東お多福山登山口バス停を入ったあたりの路肩に車を停めさせてもらった。停めれそうなとこがなかったけど、1カ所だけあったところに。

右の東お多福山への登山口への道へ。

まっすぐの道路は、石崩れがあるので、通行注意。
ここを左に入ると、石堤があって、渡渉する。

自然林の中を歩いていく。

登っていると、やがて笹原になってくる。

展望が開け、ゴロゴロ岳と観音山そして奥池貯水池が見える。

爽快な笹原。

凄く平らな東お多福山頂上に到着。
展望はない。

南側に平地が伸びている。
奥に唯一展望がある所があって、ベンチがあり、そこで昼飯を食べた。

雨が峠に向かって、南に下る。
ひとこぶ乗り越えると、展望が素晴らしい。

右手に、これから登る六甲山が見える。

振り返ると、なだらかな東お多福山。

さらに草原を進んでいく。
歩いていて、気持ちの良いところだ。

六甲山の左手には、西お多福山の南にあるピークの電波塔が見える。

前方には、西宮の港が見える。

少し下ると、

雨ガ峠。

右手に戻るような感じの方向に進んでいく。

自然林の中を下っていく。

住吉川に下ってきた。

住吉川沿いに登っていく。
左は本庄橋跡だが、ここは、右手へ。

ここでまた渡渉。

今工事中のようで、鉄パイプの陸橋で川を渡る。
そこが、七曲り登り口。

50mほど急登。
振り返ると、東お多福山。
南北に平らな山だと、よくわかる。

やがて比較的緩やかな登りが続く。

六甲山の頂上手前の一軒茶屋に出てきた。
道路を渡り、正面の踏み跡をほんの少し登ると、

歩道に出る。 その歩道を登ると、

頂上の電波塔。

ここが、平らな六甲山頂上。
ここは展望がないが、少し南に行くと、展望が開けている。

右手には、たくさんの電波塔が見える北六甲。 手前のピークは西お多福山。 その左に電波塔が見える西お多福山の南のピーク。

北六甲は、電波塔ありすぎ。

南には、西宮の港が見下ろせる。
さて、蛇谷北山コースで下山することにする。

先ほどの車道を東に進む。
鉢巻き山トンネルをくぐると、石の宝殿の鳥居が。
そこを少し登ると。

石仏のある広場に出る。
石仏の右手奥が蛇谷北山ルートの降り口。
その前に、社務所の裏手に回って、

石の宝殿にお参りする。

蛇谷北山ルートのやせ尾根を下っていく。

この別れを左手に。
右手は、表示はなかったが、住吉川に下るコースかもしれない。

さらにやせ尾根を進んでいき、少し登ると、

こじんまりとした、蛇谷北山頂上。

南にのみ展望がある。
草地が見えるのが、東お多福山。

さらに尾根を下っていく。

住吉川の谷。

ぐっと下ると、土樋割峠に出た。
左手に下ると、近いのだが、石崩れの危険ありということで、まっすぐ、東お多福山に向かうことにする。

ひとこぶ乗り越え、この鞍部を過ぎて、少し登ると、

東お多福山に北側から到着。
あとは、来た道を東お多福山登山口バス停に向かって、下って行った。
東お多福山と六甲山をぐるっと回る周回コースで、楽しめた。
東お多福山の南に広がる草原の爽快さ、住吉川沿いも結構風情がある。
そして、蛇谷北山ルートのやせ尾根もまあまあ良かった。
登りと下りを異なる道にできたし、割と変化に富んでたコースで良かったと思う。
(コースタイム)
東お多福山登山口バス停11:30 → 12:00東お多福山頂上12:20 → 雨が峠12:40 → 七曲り登り口13:10 → 一軒茶屋13:50 → 14:00六甲山頂上14:20 → 14:35石の宝殿14:40 → 蛇谷北山14:55 → 15:25土樋割峠15:35 → 東お多福山頂上15:50 → 登山口バス停16:20
東お多福山・六甲山の登山で出会った樹木を紹介します。

満開のアセビ(地点A)。 春の訪れ。

ねじれた縦・裂の樹皮で、アセビ・ネジキ。

アセビの花。
枝先に集まった、小さな鋸歯の葉。
赤みを帯びた葉柄。
鋸歯で、アセビ。 ネジキは全縁で落葉。

モミ(地点B)。 モミの小群落。

白っぽく平滑なモミの樹皮。

葉先は二又で尖る。
気孔帯は緑白色で目立たない、モミの葉。

オオバヤシャブシ(地点C)。 果穂が気になったので。

灰色で平滑なオオバヤシャブシの樹皮。

枝先から雌花序、芽⇒雄花序の位置関係にあるので、オオバヤシャブシ。
似たハンノキ、ヤシャブシではない。

ウバメガシ。群落をなしている(地点D)。

ウバメガシ

ウバメガシの縦・裂の樹皮。

枝先に集まる、丸っこいウバメガシの葉。

