武庫川渓谷・大峰山 (3) ~まとめ : 都会近くにありながら素晴らしい渓谷美~

兵庫県宝塚の武庫川渓谷・JR福知山線廃線跡を歩いた後、大峰山552mに登った(2017/03/17)。
JR武田尾駅近くに車を停め、JR福知山線で生瀬駅へ、そこから武庫川渓谷沿いに廃線跡を北上、親水広場から大峰山を往復、武田尾駅まで戻った。


武田尾駅手前の広大な駐車場。
ここに停めれると思っていたら、定期契約駐車場と書かれている。
あきらめて、近くのスペースを見つけて、停めた。
しかし、後でググると、「駅の横にある管理事務所で駐車料金500円を支払い指定されたところに駐車。」とのこと。

JR福知山線で武田尾駅から生瀬駅に行った。

生瀬駅を出て、右に行く。

車の多い176号線を歩いていく。
高速道路の下を潜り、すぐで道路を横断、

下に、ハイキングコースの入り口がある。

いきなり、美しい渓谷美。
川幅が広いので、スケール感がある。 そこがいい。

川の左岸を歩いていく。

岩山のピーク。

大きな岩。

1つ目のトンネル。 真っ暗だ。
ヘッドライトを取り出して、点灯。

不気味。
真っ暗で何も見えない。 足元を照らして、歩くのみ。

さくさく歩いていく。

雰囲気のある岩肌が露出している。

蛇行する川が風情がある。

2つ目のトンネル。
長く感じた。 一番長い。

ここも美しい所。

3つ目のトンネル。

トンネルの終わりで、鉄橋が見えてきた。
ちょっとサプライズで、暗がりに浮かぶオレンジの鉄橋が美しい。

なかなか立派な鉄橋を渡る。
すぐにまた4つ目のトンネル。

川の流れがゆったりとしている。

ここは右へ。

親水広場前、に到着。
この桜の園入り口に入る。

大峰山に登るので、ここは左へ。

桜坂を登って行く。

おっ桜が早咲きしているのかと思ったら、梅だった。

急坂を登って行く。

ヤマザクラの大木。
桜博士と呼ばれた笹部新太郎氏がサクラの品種保存や接ぎ木などの研究に使用した演習林で、当時は全国から集められたヤマザクラやサトザ クラが30種、5,000本以上も植えられていたそうだ。
今では、大分少なくなったが、保護活動中のようだ。

東屋に到着。

ここを左手に登って行く。
ここからは、「桜の園」から離れるようだ。

急坂を登って行く。

林間広場に到着。
右手からも左手からも登れるのだが、右手から登った。
こちらの方がビューポイントがある。

歩いてきた武庫川渓谷が見える。
こう見ると、深い渓谷なんだな。
歩いていると、幅広く感じるんだが。

なかなかいいパノラマ。
ここが、一番のビューポイントだった。

四辻に出会う。
ここは、真っ直ぐ登って行く。

急な登りが続く。

緩やかな道となり、自然林が濃くなってきた。

広い大峰山頂上に到着。
但し、木々に囲まれていて、展望はない。
しょうがない。 ここで遅めの昼飯を食べる。

昔南側に下る道があったようだが、見つからなかった。
来た道を下る。

途中、六甲山が見えた。

桜の園入り口まで戻ってきて、右へ。
また5つ目のトンネル。
ここは短いので、ライトなしでもok。

ゆったりとした武庫川。

6つ目のトンネル。
ここも短いので、ライトなし。

終わりが見えてきた。
今は、護岸工事をしている。

右に回り込んで橋を渡って、道路を左へ。
武田尾駅に戻った。

予想より、武庫川渓谷が美しかった。
都会の近くで、これだけ美しいのは、珍しい。
春の桜と秋の紅葉がいいようだが、それ以外でも悪くない。
大峰山まで登ると、ハイキングではなく山登りになってしまうが。


今回の武庫川渓谷・大峰山 の登山コースです。

(コースタイム)
武田尾駅11:30 → 生瀬駅11:40 → ハイキングコース入口12:05 → 橋12:55 → 桜の園入口13:10 → 東屋13:30 → 14:25大峰山頂上14:45 → 桜の園入口15:40 → 武田尾駅16:05

武庫川渓谷・大峰山の登山で出会った樹木を紹介します。

樹木の地点です。


シラカシ(地点A)。

平滑なシラカシの樹皮。

鋸歯がそれほど尖っていないので、ウラジロガシではなくシラカシ。
葉裏がそれほど白くない。

アセビ。

ねじれた縦・裂の樹皮で、アセビ・ネジキ。

アセビの白い花がもう咲いていた。
壺状で下を向く白色のアセビの花。

ヤマモモの大木。

ヒサカキ(地点B)。

褐色かやや橙色の平滑なヒサカキの樹皮。

鈍い鋸歯。
葉先が突き出て、わずかに凹む。
葉裏の葉脈の網目が目立つヒサカキの葉。

イヌツゲ。

皮目が点在するイヌツゲの樹皮。

楕円形で低い鋸歯のイヌツゲの葉。
似たツゲは、全縁で対生。

ソヨゴ。

平滑で皮目が縦につながることが多いソヨゴの樹皮。

縁が波打つ、主脈が目立つソヨゴの葉。

この辺りは、ヒサカキ、ソヨゴ、イヌツゲだらけだった。
低山では、これらの木ばっかり見る。

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