WBC準決勝、プエルトリコがオランダとの激闘を制す。 見応えのあるプレーの数々。

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝、オランダ代表対プエルトリコ代表がドジャー・スタジアムで行われた。

 オランダが、初回1死1塁でヒットが出るが、打者が1塁で少しオーバーランして喜んでいると、プエルトリコの捕手マリーナがすかさず、一塁に投げて、タッチアウト。
こんな隙のないプレーができるなんて、日本みたいだ。
パワーだけじゃない。 これは、強いと思った。 その後、何度そう思ったことか。
これは、ヤバイと思って、オランダを応援したよ。
しかし、次のバレンティンが、2ランホームラン。
嫌なムードを吹っ飛ばした。
おいおい、バレンティンは、大リーグでも一流として活躍できるよ。
なんで、ヤクルトに来てるんだ。
ググると、デビューして大リーグで活躍できなかったみたいだね。
恐らく、日本で成長したんだろう。
阪神で大活躍してMLBに復帰後、本塁打王になったセシル・フィルダーみたいになりそうだ。

 名前は忘れたが、3塁にヘッドスライディングしたプエルの選手のプレーが凄かった。
タイミングはアウトだったんだが、タッチされると思いきや、瞬時に左手を引っ込めて、右手のベースタッチに代えた。
これは、凄いプレーだった。
ヘッドスライディングしていて、目の前の相手のグラブの動きを見て、瞬時にベースタッチの手を変える。
こんなプレーなんて、できない。
本能のプレーなのか、普段から頭の中で想定していたプレーなのか、超一流のプレーだった。
イチローか、イチロー以上のプレーだった。 ヘッドスライディングしている時だからね。

 あと、5回表のオランダの攻撃で、オランダの選手がホームに滑り込んだのを、捕手マリーナが絶妙なブロック。
相手の滑り込んだ左足をブロック、右足は少し宙に浮いていたので、ベースタッチが少し遅れた。
それによって、タイミングが完全にセーフだったが、アウトになった。
このプレーも凄かったなあ。

 要は、パワーだけじゃないプエルトリコの日本みたいな技術に優れたプレーに驚いた。
日本以上だな。

 そして、オランダは10回ジャンセンという抑えが出え来た。
準決勝から登録された投手だが、速いのなんのって。
2者連続3球三振。
しかも、過去のWBCでは捕手として出ていたというから驚き。
度肝を抜かれたね。
しかし、ドジャースとの契約で1回しか投げれず。

 そして、プエルも抑えのディアスが出てきた。
こいつも速い。
バレンティンを三振に仕留めた外角低めの速球は、超一級品。

 最後、プエルトリコが、タイブレークの末、サヨナラで勝利したんだが、見応えのある試合だった。
超一流のプレーが随所に見られた。
プエルトリコは、強い。
パワーと巧さを兼ね備えている。
ここに、日本が勝つのは、至難の業だ。
大谷がいたらなあ。
大谷も、オープン戦でホームランを打ったんだから、出れるだろう。
まあ、代わりに出れなくなる選手の心情を考えて、日本はそんなことしないだろうけど。

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