U-17日本代表、チャンスはあったが、PK負け。 日本0-0イングランド。

 U-17WCの決勝トーナメント初戦、日本代表はイングランド代表と対戦した。
個の力では、世界一二のチーム。 どれだけやれるか。


日本の先発メンバー。

 前半は、イングランドに押されまくった。
単なるサイドの裏に出されるだけで、スピードで抜け出されて、ピンチを招いた。
フランスもそうだったが、黒人系の若手選手はスピードが違う。
何より、第3戦でも見られたように、前からプレッシャーを受けてのバックパスが多くて、危なっかしくてしょうがない。
日本の悪癖が出てしまった。 以前はこんなことなかったのに。
チームの悪い流れを転換することができなかった。
それでも、何とか耐えて、ゼロに抑えた。
特に、CB小林は前半早々イエローカードを貰ってどうなることかと心配したが、試合終了まで耐えてみせた。
GK谷のサイドを割るミスキックが4本くらいあった。 あれもリズムを悪くした原因。

 後半も、イングランドペースだったが、後半半ばからイングランドが疲れ出し、日本も繋げるようになって、オープンな戦いになってきた。
久保の気の利いたプレーと途中投入された椿の抜けきれないけど、CKを取るドリブルで反撃する。
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交互に攻撃して、どちらが点を取るか、そういう試合になった。
日本にも結構チャンスがあったが、決めきれなかった。
ついに、0-0で試合終了。

 延長戦はなく、PK。
流れ的には押されていた日本が勝つものだけど、自分には日本が勝つ予感がしなかった。
案の定、先攻のイングランドが5人成功させたのに対し、日本は3人目がセーブされ、3-5で敗戦した。
3人目で喜田が出てきた時、えっと思ったが、止められてしまった。

 判定でも負けだからしょうがないが、十分勝つチャンスはあった。
前半のバックパスの多かった消極性が残念。
十分やれる力があるのに、トライしなかった。
中村と上月のボールを受ける動きが少なかったのかな?ボランチが悪かったのか?CBが悪かったのか?良くわからなかったが。
あと、イングランドは3人の選手交代で、へばったのを何とか耐えたが、日本は使える控え選手が椿しかいなくて、活性化できなかったのが、痛かった。

 終わってしまった。
優勝の可能性もあると思ってたんだが。
フランス戦でもそうだったが、黒人系選手のフィジカルとスピードは反則ものだよ。
大人世代では、対応できても、若年層では難しいよ。 早熟すぎるのだ。
フィジカルとスピードのある黒人系選手が欧州のサッカー教育を受ける。 鬼に金棒。

 残念だ。
U-20の時にまた期待しよう。
瀬古と斉藤光毅がいたら、また違っただろうし。

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