Jリーグ前半戦のトラッキングデータが面白い。

 Jリーグが公式サイトで発表しているトラッキングデータの前半戦の1試合平均で比較したランキングが興味深かった(こちら)。

★走行距離
 (1)117・314KM 鳥栖
 (2)115・574KM G大阪
 (3)114・583KM 札幌
 (4)114・314KM 清水
 (5)114・239KM 仙台
 (6)113・916KM 柏
 (7)113・911KM C大阪
 (8)113・580KM 磐田
 (9)113・238KM 横浜M
 (10)113・154KM F東京
 (11)112・574KM 大宮
 (12)111・933KM 新潟
 (13)111・237KM 甲府
 (14)110・971KM 神戸
 (15)110・965KM 広島
 (16)110・892KM 浦和
 (17)110・198KM 鹿島
 (18)109・986KM 川崎

 まず走行距離、G大阪が頑張って走っているなあ、やるやないかと思った。
鳥栖はイメージ通り走っている。
戦力の弱いチームほど頑張って走らなければならない。
しかし、16位:浦和、17位:鹿島、18位:川崎と見て、ありゃ、と思った。
これは、強いチームほど、いいポジションを取って、効率的に走っているということじゃないか。 無駄走りが少ないということ。 そして、一方的に攻めているので、走る距離が少ないというのもあるのかもしれない。
日本人は頑張る姿を見るのが好きだから、走れ走れという風潮だけど、それがいいのか悪いのか。
G大阪の走行距離の多さには、単純に喜んではいられないかも。
スタミナのあることの証か、疲れで後半戦に失速するのか、何とも言えないな。
G大阪の行く末が注目だ。

★スプリント数
 (1)176・7 G大阪
 (2)175・8 F東京
 (3)170・5 柏
 (4)170・3 鹿島
 (5)168・3 新潟
 (6)166・8 C大阪
 (7)164・7 神戸
 (8)164・2 神戸
 (9)162・0 鳥栖
 (10)160・6 仙台
 (11)158・6 大宮
 (12)156・3 清水
 (13)155・5 浦和
 (14)154・0 磐田
 (15)152・6 横浜M
 (16)152・5 札幌
 (17)144・9 川崎
 (18)122・8 広島

スプリント数、G大阪が堂々の一位。
これは走行距離と違って、単純に多いほどいいと思う。
ここぞという所で走っているということだから。
ただ、恐らく井手口が一人でかなり稼いでいると思う。
さすがに、鹿島が走行距離と違って、上位に来たな。
川崎がスプリント数も17位と下位なのが不思議だ。
広島は、走行距離もスプリント数も下位だ。
意外なことに、走れてないんだ。 そりゃ成績も悪いはずだ。

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