サッカーワールドカップも終にフィナーレ。
ドイツがアルゼンチンを1-0で破って、優勝した。
優勝して、メルケル首相が、画面に映ったとき、見に来てるんだ、と少し驚いた。
そして、ドイツが国としても、世界一になったような気がした。
なんだか、そんな感じがした。
試合は、技術を越えたところでの、ぶつかり合い、という感じで、白熱した試合だった。
シュートチャンスも少なかったし、技術的に派手なプレーは、少なかったが、ラフプレーにならないところでの、戦いに見ごたえがあった。
なるほど、決勝戦ともなると、両者必死の戦いになると、こうなるんだ、と思った。
そういえば、スペインが、驚異のパスサッカーで世界の頂点に立ってから、華麗なプレーに見慣れていたが、昔は、華麗なプレーもあったが、それ以外のところでは、こういうハードプレーだったな、と思い起こした。
日本は、技術が向上して、華麗なプレーができるようになってきたが、ハードプレーは、なくなってしまった。
日本は豊かで平和で、ハングリー精神が少ない上に、精神的に攻撃性が少ないから、ハードプレーは、難しい。
ドイツは、豊かなのに、戦うスピリットがある。
なにか、戦うスピリットを持てる、合言葉というか、精神的支柱が必要なんじゃないかな、という気がした。