サッカー五輪代表、サウジに2-1で完勝。

 サッカー男子のリオデジャネイロ五輪最終予選第3戦、日本はサウジアラビアと対戦した。
日本は2連勝で、すでにB組1位通過を決めているので、この試合は消化試合。
ので、新しい選手とシステムをテストした。
システムはMF三竿をアンカーに配置した4-3-3。
選手は、10人を入れ替えた。
ガンバの井手口が出てたので、彼のプレーをずっと注意して見ていた。

 試合は、前半31分にMF大島が豪快なミドルシュートを決めてで先制した。
これで、勝負あった感がした。
相手に決定的なチャンスを作らしてなかったからね。
日本の守備は安定しているよ。

 後半8分にはFW南野がドリブルでペナルティエリア内に切り込み、中央へパス。これをMF井手口がきっちり決めて2-0。
同12分にDF植田がペナルティエリアでルーズボールを蹴った時、サウジの選手も足を出して、両者の足が同時にぶつかっただけなのだが、中東の笛で、サウジにPKが与えられ、失点で2-1。
しかし、この後、余裕で逃げ切って、2-1で勝ち。

 この試合では、MF井手口が断トツで光っていた。
プレスが素晴らしいし、ボールも持っても、相手が来ても落ち着いている。
ちょっと、ガンバの遠藤を思わせた。
センス溢れるプレーはないが、豊富な運動量ときびきびとしたプレス、落ち着いたプレーぶりと正確なキックが目立った。
CKまで任されていたのには、驚いた。
完全な合格点。
普通ならレギュラーなのだが、4-2-2では、遠藤航とのボランチ争いになるので無理かな。
大島がシュートを決めたとはいえ、全然ダメなので、大島の代わりに出る可能性があるくらいかな。

 FWオナイウ阿道はまずまず、MF南野は少し調子があがってきた、MF中島もまずまず、右SBの怪我上がりの松原はまだまだだった。
3試合をじっくり見て、ベストメンバーを考えてみた。
システムは4-2-2。
GKは櫛引。
DFは右から室屋、岩波、植田、山中。
ボランチは、遠藤と大島(もしくは井手口)。
攻撃的MFは、南野と中島。
FWは、久保と浅野(もしくはオナイウから浅野)かな。

 準々決勝は、イラン戦。
どのくらい強いのか、わからないけど、しびれる試合になりそう。
試合を組み立てるパサーがいないので、0-0でもいい、最後は1-0で勝つという試合運びをして欲しいね。

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