富士ゼロックス・スーパー杯で、ガンバ大阪が浦和レッズに、2-0で貫禄勝ちした。
前半は、レッズペース。
ガンバは、耐える展開。
ただ、ガンバは、耐えようと思ったら、無失点で切り抜けることができる守備力がついている。
これが、長谷川監督が築き上げた大きな功績。
ガンバは、ACLから中三日だから、後半勝負はありえる戦術だ。
もっともレッズも中二日だけど。
結局、狙い通り、前半は、0-0。
後半は、ガンバがペースを上げて、互角になった。
そんな中、23分、遠藤のコーナーキックを途中出場のパトリックが頭ですらして、ファーサイドの宇佐美が押し込んで先制点を決めた。 よしよし。
ここからは、守りを固めながら、カウンターを狙う展開。
3~4回、決定機があったが、決定力を欠いた。
レッズの攻めもなかなかだったが、ガンバの粘り強い守備が少し上回った感じかな。
最後は、ロスタイムにパトリックが、ダメ押しのゴールを決めた。
去年のリーグ戦と同じ。
このダメ押しのゴールは、レッズに相当なダメージを与えたと思うよ。
これで、レッズはリーグ戦で最悪のスタートを切りそうだな。
パトリックは、相変わらず強いね。
苦し紛れの蹴り込んだボールでも、何とかしてくれる。
DFは、大分楽になるよ。
宇佐美の交代で出た、リンスも良かった。
成長していると思う。
先発の新加入の赤嶺は、まだまだだね。
今後、コンビネーションが良くなってくることを願う。
FWは、宇佐美、パトリック、リンス、赤嶺の4人で、ハイレベルで回していけそうだ。
ACLもあるからね。 ちゃんと、ローテーションを組まないと。
唯一の不満は、オ・ジェソクの攻撃力だ。
守備はいいけど、パスとドリブルは、ガンバで一番下手だ。
オ・ジェソクにボールが渡ると、いつも攻撃が停滞して、見ていてイライラする。
ドリブル突破を一度も見たことがない。
裏に出て、パスを受けてのセンタリングも、あまりないしね。
ただ、使われ方を見ている限り、長谷川監督の信頼度は高いようだ。
まあ、これで、まず1冠を取った。
ACLの初戦は負けたけど、まずまずのスタートを切れた。
今年は、ACL優勝を期待したい。
リーグ戦よりも。
コメント
オ・ジェソクがいるから守備で耐えられるのもあるし
ビハインドの展開でもない限りはオ・ジェソクの方が
安定して、かつ前の2人任せでもいいかな、と
渋いコメントですね。
オ・ジェソクの守備を褒めるとは。
今やサイドバックは勿論センターバックにも攻撃力が要求される時代です。AFCを取るためには、高いレベルが要求されると思いますよ。
まあ、オ・ジェソクには、両サイドができるという、長所がありますが。
けど、サガンのキム・ミヌと比較して、あまりにも物足らないからなあ。去年のサガンとの試合では、マッチアップしたキム・ミヌにけちょんけちょんにやられてた。