東京五輪グループリーグ第3戦、なでしこジャパンは、チリ女子代表と対戦した。
前回のイギリス女子戦から5人を入れ替えた。 岩淵は先発復帰。
なでしこは、結構ローテーションしているみたいだな。
これは、いいことだ。 誰が出てもイマイチというのはあるが。
前半から、なでしこがボールを支配し、一方的に攻めた。
杉田、岩淵、菅澤とGKと１対１に近い形になったが、シュートが枠内に飛ばない。
岩淵までもダメだったのが、残念だ。 怪我の具合が良くないのかもしれないな。
シュートのパンチ力がないから、全然迫力が出ない。 弱いなあ。
チリも粘り強く守ったから、点が入らなかった。
0-0で前半終了。
後半、菅澤に代えて、田中 美南を入れてきた。
田中の方が良かったな。 攻撃が活性化された。
それでも、相変わらず点が入らない。
後半24分、チリが右サイドから攻撃、こぼれ球をオーバーヘッド気味に中央へ折り返すと、走り込んだララがヘディングシュートを放つ。しかし、ボールはクロスバーに当たってギリギリのところで跳ね返り、ゴールラインを越えなかった。危なかった。
後半32分、杉田が縦パス、受けた岩渕が背後からDFに付かれながらも、ボールを前へ短く出したのを、走り込んだ田中がGKの左にちょことんとシュートを放ってネットを揺らした。
待望の先制点。
この後、オープンな展開になるも、逃げ切った。
辛うじて、勝って、１勝１敗１分けの勝ち点4で､グループEを３位になった。
それでも、グループリーグを突破出来るのが、ラッキーだった。
これで、決勝トーナメントに進める。
しかし、その相手は、スウェーデンだ。
グループリーグの結果から見ると、米国を破って３戦全勝で、一番強そうだ。
相手が悪い。 グループ３位だから文句も言えないが。
ただ、日本はローテーションで選手起用をしているから、恐らく一番へばっていないと思う。
スタミナもあるし。 もしかしたら、そこで優位に立って、勝ち抜けるかもと思ったのだが、スウェーデンは、２連勝でグループリーグ突破を決めていたから、第３戦で主力を休ませた可能性が高い。
そうなると、優位性はなくなる。
厳しそうだな。