FIFAクラブワールドカップ2016の準決勝、鹿島アントラーズと南米代表のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)の対戦が行われた。
A・ナシオナルは、コロンビアだが、さすが南米代表、強くて、うまかった。
シュートを打たれまくるが、ポストやバーそして曽ヶ端に救われる。
鹿島もたまにカウンター。
そして、前半30分、突然、プレーが止まり、ビデオ判定となった。
主審がモニターで確認、プレーが切れる前にあった鹿島のFKでDF西大伍がPA内で倒されたとして、鹿島にPKを与えた。
FIFA主催大会では初めて試験的に導入されたビデオ判定システム。
その効果が、すぐ現れた。
これは、画期的。 今後、汚いプレーが一掃されることを願うよ。
マリーシアがもてはやされてるけど、とんでもない。
スポーツマンシップに反するよ。
スポーツをやってる意味がない。
そのPKを意外にもFW土居が蹴った。 落ち着いて決めた。
後半も、鹿島は攻められるが、前半ほど決定的なピンチを与えなかった。
すると後半38分、柴崎の左クロスに遠藤が飛び込み、GKともつれてゴール前にこぼれたボールを遠藤が右足ヒールで無人のゴールに流し込んで、2-0。
決まった。
続いて、後半39分、金崎のクロスをファーサイドの鈴木が左足で押し込み、3-0とダメを押した。
鈴木優磨がロナウドポーズを決めて、大喜びしているのには、笑った。
敵ながら、彼の闘争心溢れる顔やプレーは好きなんだな。 将来、大化けするかもしれない。
そして、試合終了。
鹿島アントラーズが、クラブワールドカップでアジア勢初の決勝進出を決めた。
まあ、おめでとう、というとこだな。
運が悪けりゃ、何点取られたかわからないが、それでもリードして、後半修正して、カウンターで仕留めたのは見事としか言いようがない。
Jリーグで、前半優勝、後半カイオが抜けて、不調に陥ったが、チャンピオンシップで川崎、浦和と苦しみながら破って、調子に乗ったようだ。
派手に調子に乗ってるのではなく、しぶとく調子に乗ってるところが、鹿島らしい。
A・ナシオナルにこんだけ攻められたんだから、レアル・マドリー(たぶん)にはもっと攻められるだろうけど、何とか、しぶとく耐えて、見れる試合にしてほしいもんだ。